愚痴は最大のチャンス、勝機を逃さない
お客様と話をしている時、たまに愚痴をこぼされることがありませんか?
「最近仕事でこういうことがあってね…」「ちょっと辛いんだよね…」など、
内容は様々でしょうが、お客様と仲良くなってきたり、コミュニケーションがある程度取れてくると、
愚痴を聞かされることもあります。
そうした愚痴というのは、ただ聞いているだけだとなかなか疲れてくるものですよね。
愚痴は基本ネガティブなことなので、なんとなく精神的にも疲れてくるものです。
しかし、美容の世界においては、愚痴は時にチャンスを生み出してくれるものでもあります。
なぜなら、お客様が抱えている不満や不安を捉えることができるからです。
お客様の抱えている不満や不安というものは、「潜在ニーズ」と呼ばれます
(潜在ニーズの捉え方はまちまちですが)。
これをいかに表面的なものとして顕在化させ、お客様に「そうか、こうして解決するのか」と理解してもらう。
そこに店販商品を当て込めるかというのが、ものを売るための鉄則です。
そしてそんな潜在ニーズが含まれた言葉が聞けるものいうのが、愚痴なんですね。
全ての愚痴がそうとは言えませんが、お客様のライフスタイルに関わることや、
自店の商品が関わることができそうな愚痴は、大きなチャンスなのです。
例えば、美容室でのお客様と話をしていた時に、
「でもどうせオシャレをしても気づいてくれる人もいないからねぇ」
なんて愚痴がお客様から出てきたとしたら。
ここには、オシャレをしたいという願望
- オシャレに気を使っていることに気づいてもらいたい願望
- 気づいて欲しい相手がいるなどの潜在的なニーズが見えてきます。
- この愚痴からピンと来れば、そうした潜在ニーズを会話を進めながら引き出すことで、
- お客様の願望を叶える提案につなげることができますね。
一見、ただ面倒臭そうな愚痴でも、よくよく聞いてみると、
自分たちの商品を販売するチャンスが眠っているのです。
愚痴が出てきたら最大のチャンス。
そう捉えてお客様との会話をしてみると、違った視点で物事を見ることができるかもしれません。
本日のポイント
・ネガティブ願望こそ、最大のチャンス
・表面的欲求ではなく、内面的欲求を引き出すための愚痴をさらに深耕すべき
この記事の内容を実践して頂くことで
ビジネスは間違いなく飛躍します。
ぜひ試してみて下さい!!
最後までお読みいただき
いつもありがとうございます
Shimizuより