皆さまこんにちは。
9月に入り朝晩が過ごしやすくなってきましたが
夏の疲れが出やすいこの時期
体調など崩されておられませんか?
9月のブログは
外来チームが担当させて頂きます
さて、今月は女性ホルモンの敵‼
『冷え』について
お話しさせて頂きたいと思います。
冬・夏を問わず
冷え性で悩んでいる女性は
多いのではないでしょうか。
そもそもどうして女性に冷え性が
多いのでしょうか。
その原因の1つとして
「女性ホルモンの乱れ」があると
いわれています。
●女性ホルモンとは
女性らしさをつくるホルモン
=卵胞ホルモン(エストロゲン)と
妊娠するのに必要なホルモン=
黄体ホルモン(プロゲステロン)の
2種類があります。
この2種類の女性ホルモンは
脳の視床下部でコントロールされ
女性の卵巣から分泌されます。
そして、この2つのホルモンが
月経の前後に増量したり、減少したり
分泌量が変化することによって
月経や排卵のリズムを整えています。
しかし、女性ホルモンはとても繊細で
ストレスや生活習慣の乱れなど
ちょっとしたことで
ホルモンバランスは崩れてしまいます。
こうした女性ホルモンのバランスが
大きく変化する時期に
冷える女性は多くいます。
●女性ホルモンの乱れが
冷え性の原因になる理由
なぜ女性ホルモンが乱れると
冷え性になりやすいのでしょうか。
脳の視床下部は女性ホルモンの他に
自律神経の総司令部でもあるため
女性ホルモンのバランスが崩れると
影響されて
自律神経のバランスも崩れるのです。
自律神経は体温を調節する役割があるため
自律神経が乱れると体温調節ができなくなり
冷え性になると言われています。
逆に、体の冷えが原因で自律神経が乱れ
その影響で女性ホルモンが乱れてしまう
ということもあります。
このように女性ホルモンと自律神経は
密接な関係にあり
どちらかに乱れが生じると
もう片方にも乱れが生じるので
注意が必要です。
女性ホルモンバランスの乱れは
冷え性だけではなく
「生理が来ない」
「生理が終わらない」
「不正出血」など
生理不順も招きますので
生活習慣などを整えて
女性ホルモンが崩れない生活を
心がけることが大切です。
●冷え対策
体が冷えると冷え性だけではなく
胃腸機能や免疫の低下、足のむくみなど
他にもさまざまな症状が出てきます。
冷えから体を守るためには
寒くなる前からしっかりと
対策をしておく必要があります。
①首やお腹など冷えやすい部分を
しっかりガード
内臓が冷えると
体全体が冷えるとも言われています。
内臓を外から温めるということは
難しいのですが
内臓のあるお腹を
冷やさないようにするだけで
体の冷えは緩和されます。
首も同じです。
首は冷えとは関係ない思う人も
多いと思いますが
首を温めるだけで
体全体がポカポカしてきます。
女性の洋服は胸元が開いているものが多いので
知らない間に首が冷えて
体全体も冷えてしまうという人も
いると思います。
マフラーやストールなど上手く活用し
首元の冷えにも気を付けましょう。
②体の中から飲み物で温めて冷えを緩和
夏に冷たいものを食べたり
飲んだりすると体が冷えたような気がするのは
内臓が冷えて体の熱を奪うからだそうです。
体を温める効果のあるショウガや
シナモンなどのスパイスを使ったものを
取り入れることで胃腸が温まり
体全体も温かくなります。
③末端の冷えはマッサージで解消しよう
手足の冷えは温めてあげるだけではなく
滞っている血流を改善してあげるのが
1番の冷え解消になるので
お風呂上りなどにしっかりと
足や指先をマッサージしてあげましょう。
④インナーを上手に使って
体を冷やさないように
女性は寒い時期でもスカートを履きます。
やっぱりおしゃれはしたいものですよね。
また、上半身もコートを着るからと
薄着の方も多いようです。
そういう場合はヒートテックのような
温感素材のインナーを入れることで
冷えを解消できます。
1枚持っておくと便利です。
⑤1日の最後は浴槽でしっかりと
体を温める
夏はもちろん冬でも
シャワーだけで済ませてしまう方も
多いようです。
シャワーだけで体を芯まで温めるには
1時間程度ずっとシャワーを
浴び続けないといけません。
ちょっと大変かもしれませんが
1日の終わりはゆっくりと浴槽に浸かって
心も体も癒してあげるのが
冷え予防の一歩となります。
ぬるめの温度で20分ほど
浸かるだけで体の芯まで温まります。
体が温まることで血流も良くなるので
冷えにくい体になります。
「冷えは女性の敵‼」ということが
お分かりいただけたでしょうか?
冬本番を迎える前のこの時期から
冷えに負けない体づくりをしていきましょう。
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ブログの記事を担当しました
スタッフの自己紹介をさせていただきます。
外来看護師の寺田です。
私は午前診の勤務なので
お会いできない方も多いと思います。
開院当初より
清水産婦人科に関わる全ての人が
沢山の『幸せ』を感じられるように
ということを心に、努めてきました
なかなか上手くいかないことも多く
院長先生やスタッフの仲間に
支えてもらいながら
今日まで何とか…というのが本音です
こんな私ですが
患者さまに少しでも喜んでいただけるよう
安心・ホッとしていただけるよう
寄り添えたらと思っています。
お気軽に何なりとお声をおかけください。
外来助産師の徳田です。
思われることが多いのですが
実は外来で1番の天然キャラ・・・と
言われております。
憧れは、井川遥さん
キャラはイモトアヤコで頑張っております
そんな私ですが
患者様のことに関しては
しっかりと責任をもって
接することを心がけております。
これからも来院してくださる方の気持ちに
寄り添っていきます