謹賀新年 | 清水産婦人科 公式ブログ

清水産婦人科 公式ブログ

滋賀県草津市にお産と不妊治療を専門とする産婦人科クリニックとして2013年9月4日にオープンしました。
クリニック情報発信のブログです。

皆様、あけましておめでとうございます。院長の清水です。

清水産婦人科にとって初めてのお正月を迎えました。
元旦から元気な赤ちゃんがお生まれになり
何とも喜ばしいスタートをきっております。

昨年を振り返ってみますと、
9月開院以降、13人の赤ちゃんが当院でお生まれになりました。
出産されました患者様の約7割は私が滋賀医大在職中から
診ていました患者様で、私の開業とともに
清水産婦人科に転院していただいた患者様です。
長くおつきあいのあった患者様がご出産されるときに
その場に立ち会える喜びをあらためて感じています。
患者様によく「ありがとうございました」と言われますが、
本当に「こちらこそ」ありがとうございました、です。
いつも言葉に出来ないうれしさをお分け頂いております。

また、妊娠希望で通院されておられた患者さんのうち、
一般不妊治療、体外受精を含め、20数名の方がご懐妊されました。
この患者様の赤ちゃん達に会えることを、実は、ご本人と同じぐらい
私も楽しみにしております(笑)。
地域の皆様とより近い距離感で医療に携わりたい、
そういう開業の思いが少しずつ形になってまいりました。

さて、世の中に目を向けますと、2013年は悲しいニュースもありましたが
勇気づけられる話もたくさんありました。
個人的には80歳、三浦雄一郎さんのエベレスト登頂成功が印象的でした。
私自身は登山の経験など全くなく(あ、野洲の三上山には登ったことがあります(笑))、
その大変さ、危険性、また達成感などは想像でしかわからないのですが、
なによりも、80歳にしてまだ挑戦し続ける、三浦さんを「突き動かすもの」は
いったいなんなんだろう?と純粋に思いました。
所ジョージさんが
「途中で意味を考えない。
山に登る意味を考えていいのは、
登り切った人か、
途中であきらめて降りた人だけ。」
と言っていたのをなんとなく思い出しながら、
私の疑問はあえて言語化する必要はないのかな、
と思ったりもしています。

清水産婦人科はまだまだ登山を始めたばかり。
頂上の高さはどれくらいなのかわかりませんし、
そもそも頂上が存在するのかどうかもわかりません。
ただ、頂上を目指す熱い志を持ったスタッフがそろっていることは自負しております。
登坂ルートを模索しながら、スタッフ全員がカラビナでつながって
一致団結して登り続けます。

まだまだ未熟なところもありますが
今年もより一層のご愛顧を賜れますよう、
スタッフを代表してお願い申し上げます。

2014年新春
清水産婦人科
院長 清水良彦