機関実技の授業でアーク溶接を行いました!
アーク溶接とはアーク(電弧)の熱を利用して母材(溶接したい板)と溶接棒(アークの熱で溶ける棒)を融解させ接合する方法です。
まずは保護具を着用します。
・保護メガネ・防塵マスク・ハンドシールド(左手に持っているもの)・前掛け・腕カバー・足カバー・革手袋・絶縁性の安全靴 と多くの保護具を着用します。アーク溶接は火傷、感電、目へのダメージ等の恐れがあるため、注意が必要です。
まずは鉄の板に溶接棒で線を引いてみます。
最初はアークを出すのにも苦戦。
だんだんコツを掴んできれいな線ができました!
アークを出している時はハンドシールドごしに見なければいけません。ほとんど光を通さないため、アークの強い光以外は何も見えません。わずかな視界と手先の感覚で作業していきます。
2回目の授業では2枚の板を接合する実習を行いました。接合するとなると太く線を引かなければいけないので難しくなります。下の写真は上手くできた人のものです。
最後の授業ではパイプを板に接合する実習を行いました。目標は接合部から水が漏れないようにすることでしたが、出来た人は1人もいませんでした。難しかった…
危険なポイントの多い実習でしたが、誰も怪我することなく終えることができました!
他の実習も安全に頑張りましょう!
記事 M 保護具撮影協力 M