旬菜麺屋 雅流「本日の魚介そばと、和え玉タルタル」@ 茨城県水戸市吉沢町 | 今日の一日一麺、一日一皿

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あくまでも個人の感想です。好みが違ったらゴメンナサイ。

拘り素材の「鯏」と「白海老」を使った、絶品「本日の魚介そば」

 

 

水戸二軒目は『旬菜麺屋 雅流』さんです。

 

2019年オープンって事は、コロナ禍のオープンだったんですね。


ずっと気になっていましたが、実に5年ぐらい経っていました。ようやくの初訪問です。

 

 

お店は屋号とは裏腹に、洋風のレストランみたいな建物です。イタリアンか何かの居抜きですかね?

 

店内は若干改装されてるようです。女性の一人客も目立ちます。オシャレな雰囲気のお店です。

 

 

お店の隣に10台以上停められる駐車場があります。ただし、一つ一つの区画が狭いので、大きい車は無理ですね。

 

ドア開けられないですよ(笑)入れるのも、出るのも一苦労です(笑)

 

 

こちらは、魚介系ラーメンに定評があるお店ですが、メニューは以外と豊富です。


「担々麺」や「油そば」まであります。限定メニューにも積極的なようです。


その日の内容は、券売機上のホワイトボードに記載されてますね。

 

 

特に目を引くのが、日替わり素材で「本日の魚介そば」です。この日は、「鯏」と「白海老」だそうです。
 
…「鯏」ってなんて読む??調べたら「あさり」だそうです(笑)東大王の難読漢字レベルですね(笑)

貝なのに、魚辺を使う辺りに拘りを感じます。

合わせてサイドメニューの「和え玉タルタル」をハーフでお願いしました。
 

 

訪問時店内満席で、中待ち5人ぐらいです。


女性の一人客が多いですね。20分ほどでテーブル席に案内されました。

 

 

本日の魚介そば 鯏×白海老 ¥980

 

 

 

スープは清湯の塩です。初動でフワリと感じる白海老の優しい風味に、鯏由来の貝の旨味が下支えしてます。
 
塩分は控えめで、素材の旨味で押していく感じで、じんわり染み入るような美味さです。

アニマルオフを感じさせないしっかりした風味と、味わいが素晴らしいスープです。これは美味いですね。
 

 

麺は低加水細ストレート。自家製麺だそうです。

 

パツっとした歯応えがスープにジャストフィット。この手の淡麗系スープには、こんな感じの麺が良いんですよね。良い組み合わせだと思います。

 

 

チャーシューは豚肩ロースと、鶏胸肉の2種類です。


どちらも柔らかく、良く出来てますね。

 

 

 

穂先メンマは柔らか。

紫蘇の細切りの香りも効果的です。

 

 

ボイルした白海老はけっこう大ぶりです。


バラ海苔の磯の風味と合わせて、更に魚介感を演出しています。丼の構成が素晴らしいですね。

 

 

 

和え玉ハーフタルタル ¥250

 

 

残りが1/3ぐらいになったところで、和え玉をお願いします。


「和え玉タルタル」は文字通りの洋風スタイルです。麺は「魚介そば」と同じ細ストレートです。

 

具材は、鶏胸チャーシューの角切りに、オニオンスライス、青ネギ、タルタルソースです。

 

具材もそれぞれしっかりしており、一品料理として通用する丼です。

 

 

全体を良く混ぜ合わせてから戴きます。


タレと油のバランスが良い塩梅です。タルタルのまったりした味わいが、パスタっぽくて美味しいです。


完成度高いですね。

 

 

 

卓上の胡椒を少し加えると、更に美味しく進化します。


ハーフで頼んだのをちょっと後悔…(笑)


 

総じて…
拘り素材の、日替わり魚介系ラーメンです。
 
文句なしに美味い一杯でした。

今までも様々な種類の魚介を扱って来たと思いますが、店主さんのセンスが素晴らしいと思います。
 
ラーメンと、素材に向き合う姿勢が素晴らしいですね。これは美味いに決まってます。
 
近くなら毎日でも通って他のメニューも楽しみたい。もっと評価されて然るべき良店だと思います。