アミノ酸
----------
調味料の中でも、グルタミン酸ナトリウムやイノシン酸ナトリウムといった化学的に合成されたものは、添加物として取り扱われています。添加物の調味料の多くは、本来昆布やかつお節の中にあって、「だし」として昔から使われてきたものの旨味成分を化学的に合成したり、抽出したものです。
添加物としての調味料は、アミノ酸、核酸、有機酸、無機塩の4グループがあり、表示の際には、「調味料」という一括名の後にカッコ書きでこのグループ名を表示することになっています。
☆アミノ酸
L-アスパラギン酸ナトリウム、DL-アラニン、L-イソロイシンなど規則別表第1(指定添加物リスト)に収載されている21物質及び既存添加物名簿収載品目リストの用途欄に「調味料」と記載されている物質を、調味料としての用途で使用する場合です。表示では、「調味料(アミノ酸)」と記載します。
代表的なアミノ酸系調味料であるL-グルタミン酸ナトリウムはこんぶのうま味成分として知られ、工業的には糖蜜やデンプンを原料として発酵法で製造されます。
(中略)
※アミノ酸、核酸、有機酸及び無機酸のうち2種以上を使用する場合は、表示では、使用量、使用目的等から代表的なものを( )内に記載し、その他は「等」として記載します。
例:L-アスパラギン酸ナトリウムと5'-イノシン酸二ナトリウムを使用した場合⇒調味料(アミノ酸等)
----------
アミノ酸がなんであるかはなんとなくわかったのだが、
そもそも「調味料(アミノ酸等)」という表示ではどんなアミノ酸なのかはわからないし、
アミノ酸以外の核酸、有機酸、無機酸のうち何かもいっしょに入ってるわけだ。
それも何種類入ってるかはわからんのか。
雑!
少し前からなんとなく気になって、
「アミノ酸等」を含まないお菓子などを積極的に買うようにしてみているのだけど、
食べてて感じるのは味がやわらかいこと。
言い換えれば、味が薄い。パンチがない。
しかし、それってつまり、
日ごろ「アミノ酸等」によってかなりブーストされた味のものばかりを
食べてるということなんじゃなかろうか。
味にさえも、わかりやすさが求められているということなのかもしれないな。
いいんだか悪いんだか。