約20年前に八千代市が東京女子医大を誘致し、100億円以上の巨額投資をして設立した八千代医療センター。地域医療の中核病院として運営してきたはずでしたが、約2年前から内科系5科の常勤医師が不在となったままであり、そのために新規患者の受け入れが中止され、少なからぬ従来患者も転院を余儀なくされています。当然、救急医療にも影響がでています。
2年前比50人以上の医師が退職するという人材の流出の原因は本院(新宿)理事長を中心とした営利主義にあります。毎年黒字決算を続けているにもかかわらず全職員にボーナスゼロというトンデモ経営はマスコミでも報道されました。その一方では理事長による不透明な金の流れについて、刑事告発もされています。また、モノも言えぬ恐怖政治も問題になっています。
服部市長はようやく重い腰をあげて本院理事長と面談しましたが、問題解決どころか、理事長から「人員補充するから補助金を出せ」といいう逆提案を受けて、すごすご帰ってくる始末。しかも市長は提案に乗り気といいます。市民の血税を何と心得ているのか。議会においても多数派の自公会派は自民党系市長を無批判に擁護するだけです。このように状況に多くの市民が不安とともに怒っています。
そこで「市民が主役の市政を実現する会」は、問題解決を求める署名運動を2月から開始しました。市内全域ににビラ配布を行いつつ、市内全駅にて署名活動を波状的に展開します。この日は午後から八千代中央駅前にて、同地域ブロック会議のメンバー6人で呼びかけ。
通行人は少な目でしたが、それでも1時間で22筆の署名が集まり、市民の関心度の高さが伺えました。
市民の命と健康を守るために行政と議会に、市民の声を結集させて解決をめざします。