第86回近畿市民派議員交流・学習会in川西に参加 | 手塚たかひろ日誌

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124日 第86回近畿市民派議員交流・学習会in川西に参加

1部は桜井智恵子大阪大谷大学教授 前川西市こどもの人権オンブズパーソンのお話

いじめ問題についての対応 安倍政権は無寛容 厳罰化の方向に向いている。

その柱は①通学停止②学校と警察の連携③アンケート

その誤りを以下のように述べられた。いじめにあった子どもは、まず自分の気持ちを理解して欲しいと思っている。加害者に対して通学停止などを求めているのではない。また、いじめは一人ではない。加害者も確定でいないことが多い。通学停止にしたところで効果も薄い。と、通学停止を強く否定。

学校が警察に頼ることで、子供は学校から地域から見放されたと思う。と②を否定

アンケートは人間関係が切れたとところで成立する。学校にアンケートはなじまない。学校現場では、アンケートではなく直接対話をすることが重要。と指摘。

総じて学校現場で教師が子どもとに寄り添うことができる環境づくりをすることが基本だと強調された。また、成績優先、経済優先の競争社会のひずみがいじめを引き起こしていることを指摘された。

小学校。中学校の全国学テで全国1の秋田県は、1位を維持するために学校現場が汲々としていること。引きこもりの子どもが増加いていること。などの成績偏重の悪影響を語られた。

その通りだと思う。橋下大阪市長、学校現場を競争で締め付ける。今回の桜宮高校の事件

スポーツにおける競争教育の結果だと思う。桜宮高校は橋下市長の競争重視の教育政策を体現したものと言える。企業戦士をつくりだすための競争教育の誤りは桜宮高校での悲しい出来事からも明らかだと思う。

桜井さんは、「高度に競争的な学校環境が,就学年齢にある児童の間で、いじめ、精神障害、不登校、中途退学、自殺を助長している可能性があることを懸念する」と20106月国連子ども権利委員会が日本に勧告している。