9月11日 アルミ缶などの資源ごみの「持ち去り」に5万円以下の罰則を設ける条例改正案が賛成多数で可決。罰則を設けることは行き過ぎだと私は反対した。委託処理方法に問題があるため契約単価が大きく乱高下する。処理方法の見直しが必要だと考え質問した。
質問 資源ごみ処理の今年度の入札価格についてお尋ねします。当初に落札した業者が5月の途中で辞退をし、再入札したが、何故、このようなことになったのか。また、最初の落札業者と現在の落札業者との単価、年間費用の見積もりは。
回答 当初の受注者から契約解除の申し出があり、5月31日契約解除。改めて発注した。当初はトン当たり1円 市の市支出予定額326,000円 現在はトン当たり5000円 市の市出予定額19,161,120円
質問 辞退した業者の違約金は約30円、契約額の5%とするともう少し高い額になる。今回の違約金はどのように決められたのか。30円では金銭的にはペナルティの意味を持たない。このような低価格の場合、これまでの違約金の算定方法の見直しや最低制限価格の設定が必要だと思う。
回答 違約金の算定は「契約金額の100分の5に相当する額」と定められている。この契約は、単価のみを定めた契約で、総量が決まらない。契約解除時点での確定数量608.68トンにより算出。
総数量が定められない単価契約では、最低制限価格は設定できない。
質問 資源化再資源処理委託契約においてトン当たり単価は2009年度5500円 2010年度1000円 2011年度100円 今年度は最初1円 2度目は5000円 大きく動いている。
どれが適正価格なのか 判断ができない。アルミ缶や鉄缶 ビンなどすべてを含んだ単価になっていることもあって、単価決定の仕組みが非常に分かりづらい。予算の根拠もあやふやになる。資源ごみの処理の方法に問題があるのではないか。アルミ缶など市で売却できる資源は売却し、市でできない選別作業は委託にするなど 市の財源となるものと選別作業に要する費用を別にするというような委託方法であれば、単価の乱高下をも改善できると考えるが。
回答 資源ゴミは毎年約4000トン搬出される。「上記のような方法」では、売却するための処理施設
の建設やストックヤードの確保が必要になり、課題が多い。他都市などの状況も参考に効率的、効果的な処理方法を見極めたい。
要望 資源物再資源化業務において、処理施設建設のための当初資金投入の必要はあるが、市の責任により選別施設を運用することで、再生できる資源 有価物は市の収入になり、選別の費用は市場の影響は小さいので、予算の安定につながると思う。また、委託にせよ選別作業を市の責任で行うことで、雇用の拡大にもつながる。検討されることを要望します