7月20日 恒例のフリーダムキッチンに参加。非正規の若者、仕事を探している若者、正職についている人、年金生活者などが月に1回、市民のひろば「ひこばえ」で手作り料理を楽しみながら、仕事のこと、世の中の動きなどを気楽に語り合う場として定着してきた。
いつも中心で調理をする方が職場の関係で欠席。急遽、他の若者たちがソーメンチャンプルとサラダに挑戦。見事に出来上がる。
今回は、月桃の花歌舞団の東北の仮設住宅での公演報告や感想に話が弾んだ。
被災者の方々との、新しい出会いが生まれたようだ。参加者が目を輝かせて語る。
「これまで、写真やテレビの向こう側の人。気仙沼は遠い存在だったが、具体的な人の顔が浮かぶ身近な存在になった」との言葉が今回の公演の成果を表していると思う。
「瓦礫の広域処理は必要ない。自分立ちでできる。仕事が欲しい」と多くの避難者が言われたとのこと。
被災がれきの広域処理は、地元の復興の役に立っていないこともわかる。広域処理のために、1000億円の輸送費が予算化されている。それだけのお金を、直接地元に回す方が、雇用の拡大、地元の復興のために役立つことは確かだ。
