11月13日は、風邪で体調が悪く終日家で寝ていた。
12日は、月桃の花歌舞団「フリーダム」枚方公演を観に行った。
物語は沖縄を舞台に展開する。海兵隊イラク帰還兵とその従兄弟たち。
との言葉で。大学へ進学するために海兵隊に入り、イラクへ「イラクに民主主義を」の大義を受けて出兵。イラクでは、子供など一般市民を殺し、その心の傷で病んでいる。
彼の従妹は、非正規労働で2度も首を切られる。世界の若者の現実を踏まえた舞台。いずれも経済的に貧しい人々。彼らは、悩んだうえで「私たちは人間だ」と声を上げる。国や企業のいいなりでなく声を上げることが人間をとりもどす行為。世界中で若者が「我々は99%」と声を上げ始めている。まさに、声を上げ行動する若者に未来がある。そのことを考えさせたミュージカルだった。
約1年半前に観た歌舞団公演と比べてキャストに若者が増えたように思う。この若者たちの未来に希望を。
