11月2日 今朝の毎日新聞を見て驚いた。「原発検査 内容、業者が原案を作成 丸写しが常態化」原子力関連施設の検査機関「原子力安全基盤機構」が、検査に行く前に、これから検査に行く業者に検査内容の原案をつくらせ、それをまる写しにした資料に基づいて検査を行っているとのこと。
「何月何日に調査に入るから、どこをどのように調査してほしいか知らせよ」と事前に業者に連絡する。こんな呆れた調査があることに怒りを感じた。これでは、業者に都合の悪いものの検査はできないし、安全の確認などできる訳がない。
さらに、「自前なら日が暮れる」とは原子力安全基盤機構の幹部の言。またしても原子力行政のいい加減さと業者との癒着構造を見た思い。
また、玄海原発4号機の再開が強行されたとの記事も目に入った。佐賀県知事も玄海町長も再稼働に合意したとのこと。誰のために仕事しているのか、市民のためではないことがますます明らかになった。原発利権構造に怒り心頭。原発は廃止しかない。
11月6日(日)大阪扇町公園で恒例の「団結まつり」が行われる。今年は「命を切り捨てる『原発・戦争・非正規労働』をなくそう」がメインテーマ。
「ダッ!脱!原発の歌」の制服向上委員会、各地で原発反対を闘っておられる方々、福島現地からも参加されるとのこと。参加して原発廃止のネットを広げたい。
