大阪府が現在の本庁と咲洲庁舎を併用すれば、今後30年間で1202億円の負担増との試算を発表。
咲洲は地震の関係で、庁舎として使用するのは適していない
しかし、橋下知事は、移転反対の多くの声に反して咲洲庁舎の買収を強行し、部局の移転を先行させた。東日本大震災を受けて、やっと全面移転断念を決断した。
「重要なのは購入時の判断がどうだったか。自然災害は予測不可能で当時最善の判断をしたのであれば、理解していただたい」と知事が発言したとの報道を目にした。
阪神大震災の教訓から多くの人が「移転反対」を主張していた事実、阪神大震災の教訓を生かそうとしなったことに責任は重大だ。「自然災害は予測不可能」とは、責任逃れもはなはだしい。橋下知事は多額の税金の無駄使いの責任を府民に明らかにすべきだ。