平和がいちばん10月号より | 手塚たかひろ日誌

手塚たかひろ日誌

「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」事務局長手塚たかひろのブログです。市民のひろば「ひこばえ」で生活相談も行っていますので、お気軽にお越しください。

1015日 近くの田は、約半分近くが稲刈りを終わったように見えます。あっという間に秋なかば。

市民の会の「平和がいちばん」10月号も完成し、配達をしています。

今号の手塚たかひろ日誌を、転載します。


919日 ポロロッカカフェ参加

 「市民のひろばひこばえ」で、そうめんを食べながらのカフェ。参加した若者からの相談。「貴金属購入の会社に正社員で採用された。1か月は試用期間にもかかわらず、2日目から一人で家庭訪問。5日目にやっと1件の契約が取れた。しかし、6日目は契約が取れず、その日で首を言い渡された」とのこと。実績がすぐに上がらないとごみのように捨てる。おまけに、本人が問い質すまで、6日間の給与すら支払おうとしなかったとのこと。労働基準監督署への相談を勧めた。労基局が動き賃金の支払いにつながった。困った時、どこに相談に行けばよいかわからない人が大半だ。このような方の相談に乗れる「ひこばえ」にしたい。

924日 枚方市議会傍聴

枚方市に内部通報制度がある。市職員が内部告発しても不利益な扱いをされない建前だ。しかし、制度ができて約2年になるが1件の告発もない。制度が活用できない理由は何か?ある議員は「告発はすべて総務部長経由で審議にかけられる。また、外部の窓口となる弁護士も枚方市が選んだ方。弁護士の推薦を大阪弁護士会に依頼したら」と質問がした。審理にかける前に総務部長がすべてを知るのでは、安心して告発はできるはずがない。制度の欠陥だ。しかし、「総務部長経由は事務的手続き」「変える考えはない」との誠実さのかけらもない市側の答弁。このように、市側は、質問に正面から答えないことが多々ある。議会では、市側も議員もガチンコで取り組んでほしいと思う。

928日 大阪高裁で中司前市長の公判を傍聴

前市長の弁護士の陳述 大林組との面談は、「初田元市議の直接、市長が出た方がよいとの助言を受けたもの。談合の意思があれば、ホテルメトロなど人目につく所へは行かない」と談合を否認。さらに、責任を元市議に負わせ無罪を主張。しかし、私には、苦しい論理展開に思えた。高裁の審理は今回で結審。判決は、1118日午前10時から。

102日 甥の結婚式で桜島が見える鹿児島へ

1歳半と4カ月の2人の子どもがすでにいる看護師同士のカップル。多くの仲間たちに囲まれ、新郎新婦のみならず2人の子供も主人公の披露宴。新郎から「子どもが2人もいて、やっていけるのかと不安があったが、多くの仲間の励ましを受け、やっていける自信がついた」と決意を込めた挨拶。看護師というハードな仕事。仲間の支えなしに家庭を築くことは大変だ。良い仲間に囲まれた甥一家を見て私も幸せな気分になった。しかし、個人的な努力には限界がある。若者が安心して子育てできる支援を国、自治体が強力に進めることが必要だ。