11月21日に中司前枚方市長の公判を傍聴しました。公判は急ピッチで進んでいますが、再開第1回は傍聴できない方が多数でるほど、多くの方の関心を呼びましたが、現在はかなりの空席がある状況です。
政敵と言われた元市議と浅沼組の業務(談合など業界関係)責任者の証言がありました。
元市議は、第2清掃工場の建設では、プラントでは川崎重工、土木建築では大林組が受注することとの噂があったこと、大成建設の担当者が「川重と大林に決まりそうだ。 我々の出る幕はない。私たちは眺めているだけ」と言っていた。との建屋だけでなくプラント工事でも談合があったことがわかる証言をしました。さらに、前市長との関係では、最初の市長選挙では対立候補を推薦したこと、その後も是々非々で対応し、反対することが多かったことを証言しました。弁護側は、元市議と前市長の関係は修復され、元市議が予算案には賛成したこと、市政は問題なく進んだことを述べて、「元市議を排除する必要がなかった。それゆえ、官製談合の理由はない」ことを、立証しようとしました。
しかし、元市議は「委員会や議会で追及することで、議事が混乱したこともある」などと証言し、元市議がじゃまであったことは明らかになったと思います。
浅沼組の業務責任者の証言だは、業界の談合決別宣言が出る前は、受注調整で浅沼組の落札率は93%から98%であったが、宣言後は落札率が下がっていることなどが証言され、談合が不当に高い落札率をつくることがわかります。ロ
