10月20日 初田公判での森井証言を傍聴しまた。大阪地裁へ昨日開通した京阪中之島線なにわ橋駅で下車して行きました。写真はなにわ橋駅のホームです。
まず、検察官の質問に答えて森井証言がありました。
被告人から「対立する市議の息のかかった業者を排除する為に大林の山本が業界を仕切ってほしいと言われた」
「前市長は隣に座っていた」がこの言葉に「なんら異を唱えることなく理解しているように思えた」「「中司からの依頼を受けたと理解した」前市長から枚方市の事業を「全部とったらあかんと釘を刺された」
「清掃工場はダメですよと言われなかったので、清掃工場の受注は了解を頂いたと理解した」
「天の声と受け止めた」と、前市長・市議の意向の官製談合であることが、森井証人から語られました。また、大林組が建屋の建設工事を落札したが議会で承認される前のため、議会質問で妨害されない為、これまで資料提供を受けていたのでその見返りとして初田被告人へ3000万円を渡したと証言しました。
弁護側からは、森井証人の手帳に沿って質問がありました。主として、大林への依頼や分離発注は談合防止の為であったとの結論を導き出そうとするものでした。
検察 弁護側とも多岐にわたる質問なので一部を紹介しました。
午前10時から午後4時までの長時間にもかかわらず、森井証言は終らずに10月22日(水)午前10時から弁護側の質問が続けれます。
10月21日には、中司前市長の公判も始まります。官製談合裁判もいよいよ山場です。
