ゲッ、頬にできたこの黒いものは、ホクロなのか、ガンなのか? | しみ・ほくろクリニック熊本のブログ

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それは、ホクロでもガンでもありません。

老人性のシミ(老人性疣贅《ゆうぜい》あるいは脂漏性角化症)といわれるものです。まず、悪性化することはありませんので、安心してください。

老人性といっても、老化現象という意味で、30代でもできることがあります。原因は加齢ですが、紫外線、強くこするなどの機械的刺激、稀に内臓の悪性腫瘍があります。

ホクロとの違いは、ボタン状に盛り上がっている。(ホクロは半球状)、辺縁が不正形、表面に小さなくぼみがある。若い時はなかった。短時間

で大きくなった。などです。

 

 

これは、老人の印であり、放置しておくと大きくなり、非常に目立つようになります。

顔に、こんな黒いシミがたくさんできても、気にならない、という心理が理解できません。そういった方は、比較的若くして、男(女)を、やめてしまっているのでしょうか。

男女とも、いくつになっても、異性を意識し、おしゃれに徹して、素敵な容姿を保つべきで、それこそが、充実した人生の証ではないでしょうか。

実は、この老人性のシミは、レーザーで簡単に取ることができます。

取る時間は1分ほどで、一度、消えてしまえば、再発することはありません。

 

 

写真は、施術後6か月の状態です。完全に消えているのがわかりますね。

こういったシミを取る場合、なるべく、小さなうちに取るべきです。それだけ、費用も安く、きれいになるまでの時間が短いからです。

 

 

この方は、30代後半ですが、日焼けに無頓着で、小さなシミができても、そのまま放置していました。

このようになると、全部取るのは大変で、費用もかかります。最初の2,3個ができた時点で、取るべきでした。そうすれば、日焼けを避け、不必要なマッサージをやめ、化粧品を塗りたくることなく、誇大広告の健康食品に騙されずに、きれいな素肌を保てたはずです。

このようなシミには、各種シミ取りクリーム、飲み薬、フォトフェーシャルなどの美容トリートメントなどは、まったく効果がありません。

そもそも、世の中に、塗ったらシミが取れる、食べたら健康になる、飲んできれいになる、使って若返る、何かをしたら幸せになる、ということがあるはずがないのです。

もしそうなら、世の中には、シミのない、健康で、きれいで、若くて、幸せな人であふれているはずです。

いかがですか?