成幸の階段の昇り方  その9 | 思考の散歩道

思考の散歩道

毎日いろいろなことを考えています。そんな思考の散歩で感じたことを書いていきます。

日記に間が空きました。今日はこの日記の他にもう一つ書きます。


では今日は僕の体験談。


僕の乗り越えなくてはいけないこと、昇らなくてはいけない階段は、『耐える』です。


持病によりずっと苦しんできました。29歳の時に症状が悪化して手がつけられない状態になりました。


当たり前のことが当たり前でなくなりました。人間にとって人前に出られないくらい醜い外見になるとはこんなに辛いことだったのかと思い知らされました。


そして、壮絶な戦いが始まりました。


漢方、自然食品、あやしいお茶、サプリメントなどなどありとあらゆるものに手を出しました。


スピリチュアルの世界にも没頭しました。


そして、毎日毎日病気の症状との闘いでした。平熱は37.2度で全身赤紫色にはれ上がり身体中から黄色い体液がにじみ出てくる。


痒さと全身のダルさ、そして熱でいつもフラフラしていました。こんな最悪の状態は43歳になるまでの14年間も続きました。



その14年間は挫折と絶望の繰り返しでした。



普通の人たちのように幸せに生きたい。そう思い頑張って頑張って苦しんで・・・そして挫折と絶望。


こんなことを繰り返しているうちにもう戦わなくなりました。もうどうにもならない。


人生にはどんなに頑張っても苦労しても明るく前向きでいようとしてもどうにもならないことがある。


ただ耐えるしかない・・・・・



自分の人生は自分で切り開く・・・・切り開けないのは自分が弱い人間だからだ。



こんな考えは打ち砕かれました。




ゼロに成りました。



もう、元には戻れないんだ・・・・



このことが心の底の腹レベルでわかったときに今までとは違う別の道が見えてきました。



今はその道を歩きながら乗り越えなくてはならない階段を昇っています。



ゴールは、自分の身体からくる不快感や不便さ不自由さに怒りの感情が出なくなるようにすること。



ありとあらゆる状況でそのことが試されています。



一つ一つクリアしながら昇っていくしかありません。



さて、僕のように病気だったり、または障がい者だったりすると、健常者の人たちよりも『乗り越えなければならないこと、昇らなければならない階段』は比較的簡単に見つかります。


ただ昇るのはとても厳しいことを考えると、なかなか見つからず『昇りたい階段、やろうと決めてきたこと』に必死になって火消しの人生を送り続けている人たちとある意味平等と言えるのかもしれませんね。



このことが自分の腹レベルで理解できたとき、世の中はとてもシンプルに出来ていると理解できました。



簡単です。



ふたつの目的があって、やらなければならないほうを先にやらなければやりたいことが出来ない。


だから、やるべきことを見つけてだだやればいいだけです。



そこには、セミナーや勉強会や成功者が語るノウハウはいりません。



あえて言うならば、あなたの乗り越えなければならないことはこれではないかと教えてくれる仲間がいればそれで十分です。



そんな仲間が皆さんにはいますか?