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うゐのおくやまけふこえて

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Yahoo!ニュースに掲載された江川紹子氏の記事。

暴走運転による事故で被害者を死亡させた事件で、被疑者が逮捕されないまま捜査が進められてることについて、ネット上で「逮捕しろ」の声がやまないことを例に、「逮捕」の意味や報道のあり方について書かれている。


確かに素人からすると、事件事故を起こした→逮捕→投獄、という短絡的な解釈をしがち。

しかもネット社会の今となってはそういう素人考えがばんばん発信されて国民感情を煽動しがち。


この記事を見て久しぶりに思い出したのが、殺傷事件が発生した直後、フジテレビの報道マンが公園の植え込みで凶器と見られるナイフを発見、ニュースで「なぜこんなに簡単に見つけられるものを警察は見逃したのか」と報道した件。

そのニュースを見ていて心の中で同じ突っ込みを安藤キャスターに対してしていたのを思い出した。


なぜ警察は簡単に見つけられる凶器を探し出さなかったんだと思いますか?と。


この事件では犯人は早々に目星が付いていた。

なので凶器を見つけたところで捜査は進展しない。

問題はむしろその後。

立件して被疑者を有罪にしなければならない。


裁判で被疑者を「犯人である」と証明するのは極めて難しい。

素人は「犯人は犯人なんだから犯人だろ」とぼーっと考えてるのだろうけど、よっぽどの証拠が無い限りさくっと有罪を勝ち取ることはできない。

だから自白に頼るケースが増えてしまう。


このフジテレビの失態の例で言うと、
フジテレビ様が凶器と見られるナイフを見つけてくださるより、被疑者を逮捕して、凶器の場所を証言させ、その通りに凶器が発見されることで「秘密の暴露」により犯人の証拠とする方が100億倍裁判が楽だったはず。


ま、素人なので捜査や裁判の事分からないのはしょうがないけど、「なぜ」と思うなら「そこに理由があるのでは?」くらいまでは思いを馳せればよいのに、と感じたニュースでした。


ということを思い出した。