中学1年の音楽の授業に作曲の時間があった。
コードと構成とメロディとカウンターと。
バンドに興味持ち始めた時期だったこともあり、純粋に楽しかった。
作詞のまねごとみたいなことも密かにやってた。
音楽室にヤマハのちっさいシンセ?キーボード?があって、
リズム鳴らしながらそのとき流行ってた曲を歌本(歌詞とコードが載ってるやつ)見ながら弾いたりして遊んだり、自分の書いた詩にメロディ作ってみたりしてた。形になったものはほとんどないけど、1曲だけ、完成したものがある。

 

中学3年の時の文化祭で文化祭のテーマ曲を作ることになり、全生徒から募集することになった。
先に作詞の投票があり私の詩が選ばれた。
次にこの詩に曲をつけるということで私も曲を書いた。合唱曲のような爽やかメロディだったと思う。
最終的に投票で選ばれたのは同級生(幼少期からピアノ習ってる娘で今でも仲良し)が書いた曲だった。歌謡曲っぽいちょっと大人っぽい曲。
この頃は私史上もっとも"ミュージシャン"っぽいことをしてたなぁ。
音大に行って,音楽を仕事にしたいと、漠然と考えていた。

高校に入り「よーし、軽音部でバンド組むぞー!」と意気揚々としていたところ、中学時代の先輩が教室まで迎えに来て「さー、いくぞ!」と無理矢理吹奏楽部に連れて行かれてそのままなし崩し的に入部。
吹奏楽やるならサックス吹きたかったけど席に空きがなく。
仕方ないので"そういえば隣の高校に行った中学の先輩がファゴットとかいうのやってるって言ってたな"と思い、見たことも音を聴いたこともない楽器だけど珍しい楽器だし目立つかな…というこれまた不純な動機でファゴットを選択。まきたば人生がスタートしたのだった。まさか30年以上も続くとはね。

※ファゴット(Fagott)は"束ねた薪"という意味がある

 

続きはまた。