心理的安全性の高い組織を作るために必要な2つの文化
■「心理的安全性」とは?
改めて「心理的安全性」とは何かを一緒に確認しましょう!
「心理的安全性」とは、対人関係において、リスクある行動をとったときの結果に対する個人の認知の仕方、
例えば、
「無知、無能、ネガティブ、邪魔だと思われる可能性のある行動をしても、このチームなら大丈夫だ」と信じられるかどうかを意味します。
つまり、
「こんなことを言ったらチームメイトから馬鹿にされないだろうか」
「リーダーから叱られないだろうか」
といった不安を、チームのメンバーから払拭できているチームが、心理的安全性が高いチームと言えます。
■「心理的安全性」の高いチーム作りに欠かせないこと
「心理的安全性」の高いチーム作りに欠かせないことは、何か言おうとしたときに、ためらわず、お互いに言いたいことは言える文化・関係性があるかどうかです。
言い換えると、お互いの頭の中を自由に素直に共有できる関係性かどうかということです。
もちろん「人」である以上は「感情」があるので、相手が受け入れやすいように思いやりや配慮をもって「言い方」や「言葉」は選ぶ必要があります。
しかし、「言わない」という選択肢を少しでも排除した文化や関係性が必要です。
■そのために必要な2つの文化
そのために必要なのが、発信者、要するに「言う側」が、『フィードバックは相手を思うやさしさ』という解釈をする文化。
受信者、要するに「言われた側」が『フィードバックは宝物』と解釈する文化が必要だと考えます。
発信者が、
「こんなことを言ったら馬鹿にされないだろうか」
「相手からから叱られないだろうか」
「相手を怒らせてしまうのではないか」
「相手に嫌な思いをさせてしまうのではないか」
と考えてフィードバックを躊躇してしまうということは、心理的安全性の低い職場になってしまいます。
「彼、彼女なら大丈夫だ」と信じられるかどうかですからね。
発信者が相手を信じるためにも、受信者は何か言われたときに、『フィードバックは宝物』という考えをもって「ありがとう」と感謝できるかどうかということです。
■まとめ
「心理的安全性」の高いチームを作るために、必要な人材を採用し、その人材を育成し、貢献をしっかり評価していく必要があります。
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