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蟹座さんの愛しさを想う♋
皆さんこんにちは。
バランガンのいち木しま馬です🦓
6/22(金)に夏至を迎え、蟹座♋シーズンに入ってきましたね🌠
そこで今回は、蟹座的性質を持つ方の特徴の裏側を紹介していきたいと思います😌🍀
命を賭してたたかう蟹座
まず、一般的に言われる蟹座さんの陽の面、ポジティブな性質を挙げてみると、
・気配り上手で面倒見がいい
・愛嬌がある
・細かいこともよく覚えている
・想像力豊かで感受性に優れる
といったところでしょうか。
これはこれでもちろん蟹座さんの素晴らしいところですが、一方で、
・人見知りで気を許してくれるまでは素っ気ない
・とても繊細で、時々神経質に過ぎる
・感情的で一度怒り出すと手がつけられない
といったことも、耳にしたりご自身で体験したりしたこともあるのではないでしょうか。
確かに、蟹座は「水」(=感情)の「活動宮」(=動きが出る/前面に出す)の星座。
日々満ち欠けを繰り返して形を変える「月」が守る(=支配星)星座でもあるので、
感情的に(一時的な)「白か黒か」をハッキリさせようとする働きがあり、それがネガティブな側面として出てくることもあるのだろうと思います。
ただ、星座の話に限らず、人はそう簡単ではありません。
一見すると(お相手さまの)「少し苦手なところ」だったり、
(ご自身の)「嫌いなところ」だったりするかもしれませんが、大丈夫。
蟹座さんには蟹座さんなりの、必要性と苦しみがあってのことです。
お相手さまのことを、上に書いたような印象だけで「理解できない」と投げないで欲しいし、
ご自身のことも責めないでほしいな、と、思います🦄🌈
蟹の甲羅の内側にある”水”は、「命そのもの」
蟹座は牡羊座から始まったサイクルの4番目。
「4」という数字は四角形に通じます。
つまり、囲いとして、内と外を分け、形を安定させる。
蟹の甲羅は内と外を分けるためにあります。
何のために分けるかと言うと、蟹座で初めて扱う「水」の感情は、傷つきやすいから。
例えば、
人に将来の理想を話す(=「火」)より、
人と握手をする(=「地」)より、
人と意見を語り合う(=「風」)より、
人前で泣く(=「水」)方が、気持ち的なハードルは高くないでしょうか…?
蟹座さんはそれを「活動宮」星座として、積極的に人と結び合わせていく役目を担っています。
だからこそ、警戒心だって出てくる(=人見知り的な側面に繋がる)し、一度動き出した感情は堰を切った川のように溢れていってしまうんです。
水星座(=「蟹座」「蠍座」「魚座」)は、それぞれ、
・蟹座=勾配のある川
・蠍座=底の見えない湖
・魚座=どこまでも広がる海
としてイメージされることがあります。
普段は一定の水量で滞りなく流れている川も、(感情の)雨が降れば増水して、
それがあまりに多いと氾濫してしまいます⚡
でもそれはそもそも感情という、繊細で掴み所がなくて、自分でもどうしようもないものに一番純粋無垢な形で向き合い、受け入れようとする蟹座さんの「川」のスタンスがあってこそ。
ある意味で、「インフラ整備のために危険な高所作業を請け負ってくれている工事業者の方」のような敬意とありがたみとを、僕は感じることがあります🌷⛲
あるいは、こちらの方がより蟹座さんの素敵さがピンとくるかもしれませんが、
蟹座さんの「心」の中には、
ローマのコロッセオのような、円形の砦があるとイメージしてみてください。
(※写真右上、絵心がなくてすみません……💦)
ぐるっと張り巡らされた高い壁にはところどころ堅固な門があって、
砦の中いっぱいに満たされた、大事な「感情」の水が外に出ないようになっています。
そうして、蟹座さんが気を許した人やものは、この砦の中に入れて、絶対に守ります。
それはあたかも、お母さんが自分の子宮の中で羊水に浸かった胎児を大切に育むよう。
蟹座のルーラー(守る星/関係の深い星)は「月」で、「母性」を象徴します。
まさに蟹座さんは、妊婦さんと同じように、
自分の甲羅の中に入れたものを自分と一心同体に、
運命を共にする「ひとつの命」として感じているようなところがあるんです。
だから、その「大切な命」を馬鹿にされたり、危険が及んだりしたときは、
どれほど怒るか、どれほど闘おうとするか、これでイメージがつくのではないでしょうか…?
もし仮に不注意な学生が妊婦さんの身体にぶつかったとして、それで妊婦さんが激怒したとして、その妊婦さんをあまり責める気持ちにはならないのではないでしょうか……?
もちろん、蟹座さんの怒りを何でも尊重しなければならない、というわけではありません。
ただ、蟹座さんが「感情的」になることがある理由に、
少しでも共感の気持ちが湧いて頂けたとしたら嬉しいなと思います…😌
蟹座を持つあなたさまへ
時に自分で自分の心が制御できなくっても、大丈夫。
あなたさまはそれだけ大切で繊細でかけがえのないものに、
臆することなく正面から向き合っているからこそです。
どうかその、怒り、傷つき、落ち込みながらもそれでも前に進み、
誰かを、何かを愛し、守ろうとしたくなるご自身の「心」を、褒めて、愛してあげてください。
蟹座を持つお相手さまを好きになったあなたさまへ
お相手さまは、もしかしたら我々が普通に想像するよりも、
はるかに危険で、繊細で、自分でも扱いずらいものと日々、
絶え間なく向き合っているのだと、どうか思ってあげてください。
そうして、蟹座さんの感情の川が氾濫してしまったときは、
議論せず、否定せず、ともかくもひとまず水が落ち着くまでは、
「そっか、そうだよね」「そうだったんだね」「わかるよ」と、寄り添ってあげてください。
蟹座さんは自分を認め、受け入れてくれる人を決して見捨てません。
落ち着きを取り戻した後ではまたきっと、
その深い深い母性的な愛で、あなたに「気持ち」の手を差し伸べてくれるはずです。