昨日、おばーさま軍団襲撃2日目。
朝、セブンイレブンでみんなで撮った写真をプリントアウトしてから父を迎えに行く。
植田からお泊まりの名古屋駅のホテルまで、車では40分くらい。
名駅の駐車場事情と父の体を考えると、ホテルにはタクシーで行ったほうがいい。
タクシーがすぐに来れなさそうなので、伏見までは私の車で行き車を止める。
そこで拾ったタクシーの運転手さんはとても親切でフレンドリー、なので
帰りはどう説明したらこの駐車場まで来れるか聞いておく。
「三蔵通りを東に行って、マリオットコートヤードホテルを過ぎたところの右側。
スターキャット、もと読売新聞のビルの向かいって言ったら絶対大丈夫。
それで行けない運転手は潜り、マリオットに入ったらダメ」という。
無事マリオットにつき、父をロビーに連れて行く。
おばあさま軍団とは、ロビーのカフェでお茶をするはずだった。
そもそも、当初からそういう約束で、そのために名駅周辺のカフェ等を探した。
前日のお食事の時も、翌日予定がないことを確認した。
歩行器でなんとか移動する父と1時間かけてロビーに着く。すると
「おはよ〜、◯◯さん(父)」とおばあさまAがにこやかにやってくる。
「あのね、ご一緒にお茶できたらいいんだけど、私たちまだお土産を買ってなくて。
だからこれからお土産を買いに行くので、ここで失礼しますね」と言われる。
何を言われているのかわからず、思わず唖然とする私。
「あのね、何にもしてないのよ、だからこれからお土産を買いに行こうと思って」
10時過ぎの名古屋駅、新幹線は12時40分。
「時間がないから」ってどれだけお土産を買うのか??
しかも、お土産を買うなら、
どうして前日明日はお土産を買うから今日だけでと言ってくれないのか?
怒りが、ぐっと込み上げてくるのを抑えて
「せっかくきたから、30分くらいお茶はいかがですか?」と誘うが
「時間がないからここで」の一点ばり。
「ほんとご迷惑かけてごめんなさい、私たち反省ばかりです」というおばあさまA。
なんとか怒らないで自分を保ちつつ、用意した写真とお土産を渡してご挨拶して別れる。
その時間、5分もない。
たったこれだけのために、1時間かけてきたのかと思うと・・・・腹立たしいことこの上ない。
しみじみと思い知る、老人は(一般化してごめんなさい)自分勝手だ。
再び父を連れ、駐車場まで戻るためにタクシーに乗り、行き先を告げる。
すると、「あらごめんなさい、私それわからないわ」と女性運転手。
三蔵通り、名古屋駅から行くと御園座の手前あたりです、とさらに説明しても
わからないわ〜、と言いつつ走る道が、三越に見える。
すごーーーく!!!!!回り道。
「すごく大回りしたってことですよね?」
「ごめんなさい、わからなくて。この辺にお住まいだと思ったから」
マリオットロビーで唖然とした後は、もぐりのタクシー運転手さんにも唖然。
老人を連れている時に怒っても仕方ないので、なんとかやり過ごす。
せっかく外に出たのだから、と、帰り道に父と珈琲家比呂野でランチ。
一度連れて行ってあげたかったけど、車椅子では難しかった。
昨日は歩行器だったので、なんとかお店に入ることができた。
http://nagoya-hirono.com/coffee
入り口に段差のある古い店構えのお店なんだけど、イケメンな店員さんがさっと出てきて
「僕お手伝いしますね」と行きも帰りもお手伝いしてくれる。
疲れ果てていたので、その優しさにほっと癒される。
踏んだり蹴ったりの父とのお出かけ、最後に出会った人の思いやり・・・😭😭😭
比呂野名物、カツカレー。
美味しそうにカツカレーを食べた父と、帰りにコンビニでお買い物をして送って行く。
「今日はありがとうな」と嬉しそうな父は、おばあさま軍団と一緒に撮った写真を
母に見つからないようにしないと、とカバンにしまっていた。
遠く離れた地で晩年を過ごしているから、旧知の友の来訪はきっと嬉しかったのだろう。
昨日は唖然としたものの、遠路はるばる来てくださったおばあさま軍団に
感謝している自分もいる。それだけじゃないけど・・・・
父と別れ家に帰り、可愛い子猫たちに癒される。はぁ・・、老人は大変😅