「産まない女」STEP4-1 | しましばこの子宮癌と日々の暮らし

しましばこの子宮癌と日々の暮らし

29才で子宮頚癌(腺がん:1期1b)を発症。
H21年5月に広汎子宮全摘術(リンパ節郭清)。
現在経過観察中です。


癌告知後から落ち込んでうつ病にもなりましたが
今は日本語教師を目指して勉強しています!

責めるのをやめましょう


癌がわかってから約1年が経とうとしている。

この間、ボクは誰を責めたかな。


手術を勧めておいて、妊娠したら態度が変わった友達?

入院中に、心の中に土足で踏み込んできた同じ病気の患者さん?

ボクの存在自体を拒否したレストランの奥さん?

腫れものに触れるかのように接し始めた社宅の奥さん達?

ヒトパピロマーウイルスを感染させたヤツ?

癌を発症させたDNAやストレス?

癌になる事が恥じる事であると思わせるような社会?

運命?


違う。

どれも違う。

責めてたのは、自分自身。

他の要因は単なる責任転嫁。


自分が

ヒトパピロマーウィルスに感染するような行為をしたから

ストレス溜めて免疫下げて癌を発症させたから

検査を定期的に受けていなかったから

ワクチン打ってなかったから

子供をちゃんと育てられるか不安だったから

妊娠しないようにピルを飲んだりしてたから


だから癌になった。

結果、自分だけでなく、たくさんの周りの人にも悲しい思いをさせた。

全部、全部、自分が悪い。


でもこれ以上自分を責めて続けていても

前に進めないからね。


ボクは癌になってしまった自分を許します。

ボクは癌になってしまった自分を許します。

ボクは癌になってしまった自分を許します。

ボクは癌になってしまった自分を許します。

ボクは癌になってしまった自分を許します。