「トラウトはミノーでしか釣らない」
という友人がいます。
タックルに湯水のようにお金をかけ、
ケースの中には美しいハンドメイドミノーがいっぱい。
(とりあえず「一番高いもの」を買うらしいです…)貯金もあまりせず、とにかく
・「美しいサカナ(本人談)」のためには時間もお金も惜しまない。
・「納得のいくサカナ」-本人にとっては「釣り」において最重要のキーワード
-が、1年で数本釣れればいい。
そんな友人がいます。「友人」としては仲が良いのですが、
彼は私のフェザージグの釣りが大っ嫌いです。
「邪道」「ズル」釣ったサカナを写真で見せても、「そんなのはノーカウント」
「自分なら恥ずかしくてブログなんか書けないね」
…
…
…何だか仲が良いのが不思議になってきました。(人間的には仲が良いのですが)
そんな友人が、中禅寺湖に行き、ショックを受けて帰ってきました。
・入漁券が2100円から2700円に値上げ!
・駐車場が無料から有料(しかも安くない)へ!!
それで解禁直後でありながら、全然釣れない。魚影も見えず。ライズもなし。
巡回する漁協の人に話しても、
「あっちで釣れていたよ」(これが一番腹が立ったらしいです)
「放流はしたからね」
「サカナの仕入れが高くなってね」
…
友人は、もうブチ切れて帰ってきました。
これほどまで時間とお金をかけているのに、もう6月-トラウトのシーズンは
終わってしまったのです。
2024年、このような残念な思いをした方が多いのではないでしょうか。
もうはっきり言ってしまうと、大半の漁協には「お金がない」のです。
そして入漁券だけの収入では「釣り人を満足させるだけのサカナ」を放流する
ことは不可能なのです。
すごく嫌なことを書きます。結局は、「お金はすべてを解決する」のです。
続きます。