3月に入り、「解禁」しましたね。

以前にも書きましたが、私は芦ノ湖でトラウトを釣ることに狂っていました。

しかし、芦ノ湖のその人気ゆえの混雑、駐車場がなかったらどうしようという不安、

そして「飽きてしまった」こと…そのようにして私は「芦ノ湖トラウト」から

足が遠のいてしまったのです。

そして20年ほど!経った今年、ふと私は釣り関係の知人たちに「芦ノ湖ってどう?」

と聞いてみたのでした。するとなかなかひどい評判で、

・ここ数年、解禁直後でもサカナが少ない。サカナが見えない。

・釣れない。普通にボウズもある。

・駐車場も釣り場もガラガラ。

・入漁料値上げ。もう今年から行かない。

何か「全盛期」を知っている私としては、信じられない惨状です。

しかし、まあこれなら「釣れない釣り場」シリーズとして釣りに行けると

考えました。

 

そこで問題になるのが、あの広大な芦ノ湖をあの小さくて軽いフェザージグで

どう釣るかです確かに、フックのサイズを上げ、重いウエイトを使えば、

遠くに飛ばすことは可能です。しかし、そうすると「フワフワした動き」という

フェザージグの最大の特徴が失われてしまいます。動きが「固く」なってしまう

のです(特にスレたトラウトはこの固い動きを嫌います)

そのため、いつも使っている#10サイズを使いたいわけです。

ではどうすれば良いか。

ロッド:ガイドの小さいアジング用ではなく、ウルトラライトのトラウトロッドで

一番長く、ガイド径が大きいもの→いつも使っているトラウティーノ6.6フィート

 (タックルベリーで2980円で購入)を使用

ライン:障害物の無いオープンウォーターなので、ナイロン2.5ポンド直結。

…考えに考えた結果。「いつもと同じ」タックルになりました。

 

そして、芦ノ湖のどこを釣るかです。

ボートでもウェーディグでもなく、無料駐車場からほど近い「元箱根」の岸から

釣ることにしました。

なぜ、そんなに「飛ばないルアー」なのにわざわざ岸から釣るのかといいますと、

私が年とともにお腹と腰が弱くなったからです…

駐車場のそばであれば、クルマの中で休憩もできますし、トイレもすぐに行けます。

 

ここまで書きましたが、これはかなりギャンブル性の高い釣りです。それは、

「向かい風だと終了」だからです。「まあ風が吹いたら小田原で美味しいものでも

食べて帰ろう」と思っていました。

 

気温3度!、みぞれ混じりの冷たい雨!という、

フェザージグと私のお腹と腰にとって最悪の状況です!

しかし、一つだけ良いことがありました。それは、追い風が吹いていたことです。

これなら、軽いフェザージグも「釣りが成立する地点」まで飛ばすことが

できるのではと考えました。

ドーピング(正露丸)をしてさあ釣りです。