小田原市に「早川」という川があり、そこの一部がキャッチアンドリリース区間
(以下CR)になっています。
・1日1300円で釣りができる! (近くの「開成」なんて5000円払っても
ボウズがあるのに!)
・高速のインターチェンジ、駅から近い!
・写真付きのわかりやすい駐車場の地図が漁協のサイトにある!
・近くに「箱根」などの温泉があり、観光のついでによることができる!
という本当に素晴らしい釣り場です。
本来、渓流が禁漁になると、漁協の収入は大きく減るものです。
入漁券購入のための収入が全く途絶えてしまうからです。ところが、早川漁協は
小田原市!などの協賛のもと、CR区間を設定しました。そしてそこに釣り人が、
大勢押し寄せたのです。
その結果どうなったか。資金ができたので、サカナが多く放流できるようになりました。1.4トン!ものサカナが放流されるようになったのです。これはサカナが
抜かれないCR区画であること、早川が特に川幅の広い川ではなく、CR区間も
長くはないことを考えると、驚異的な量です。
ではサカナは小さいか。豊富な資金力のもとに、大型魚も放流されました。
11月に開かれたルアー大会では、66cm!を筆頭に、60cmオーバーが6本も!
検量されたのです。そしてそこにさらに多くの釣り人が来るようになりました。
個人的には首都圏で最も成功している漁協だと思います。
私はそう遠くないうちに、首都圏での淡水のゲームフィッシングのメインは
このようなCR区画になると思っています。
続きます。