夏になると、私は山梨県の上野原市の「島田湖」によく行きます。
ここは、ベイトフィッシュが豊富なうえに、
今の時期では漁協が放流した鮎が、黒々と群れをつくり、泳ぎ回ります。
すると、相模湖から様々なフィッシュイーターたちが遡上し、早朝には派手なボイルが起きます。
・バス
・ハス
・ニゴイ
・ニジマス
・サクラマス
などのサカナたちです。早朝の数時間であれば、「レッドペッパーナノ」などの極小ペンシルベイトで
釣りますが、それ以外はフェザージグを使った、ニゴイのサイトフィッシングを楽しんでいます。
ニゴイはボトムにいる水生昆虫類や甲殻類を大変好みます。しかし、大変神経質なサカナでも
あります。ですから慎重に近づき、正確なキャストが求められます。
ブラウンやオリーブのフェザージグを、ニゴイの先にキャストし、ボトムを「のそのそ」と
わずかにアクションさせ、目の前を通します。ハックルを巻いたフェザージグであれば、
かなりの確率で注意を引き、ヒットまで持ち込むことができます。
気をつけていただきたいのは「チェイスがあってもルアーを止めないこと」です。バスとは違い、
「ポーズ」で食うことはなく、一瞬で見切ります。
障害物が多い所にいるサカナではないので、タックルはエリアタックルが使えます。
エリアタックルですと、50cmクラスが掛かった時、スリリングなやり取りが
実に楽しいです。
水分と塩分を十分に取って、どうぞ夏の良い釣りを。