これは私が販売しているものです。

・フック:マルトD21(ブラック、バーブレス)#12

(この#12というサイズが重要です)

・ヘッド:ガン玉Bを塗装、コーティング

・テール:マラブー 25mm

・ボディ:ヤーン

・ハックル:短めのブラウンのハックルを密に巻く

(流れの中でも、ハックルが立ってアピールするために)

 

0.6gほどですが、サカナがいる「点」にバシバシとキャストできる重さです。

 

カラーに関してですが、断言してしまいますと、とりあえずブラックだけで良いです。

(これまでアップした画像のサカナの口には、皆ブラックのフェザージグがついています)

私はもう4年ほど河川での釣りには、ほとんどブラックしか使っていません。

車にタイイングの道具を積んであるので、「釣れなかったら別のカラーを釣り場で作ればいいや」

と考えていました。ところが、ブラックだけで釣れるのです。

しかも、場所時間ニゴリどクリアどれも問わずです。

 

つまりです。

河川での釣りにおいては、アプローチ→キャスト→流し方の過程こそが重要なのであり、

カラーは王道のブラックで十分ではないかと考えています。

(失敗したな~もうブラックしか売れないじゃん)

 

この#12ブラックのフェザージグを使っていて気づいたのは、

イワナやヤマメも良く釣れることです。

山梨県の小菅川CR区画で2年ほどかけて実験したのですが、

#10の長いハックルを巻いたフェザージグでは、ニジマスが中心でした。

しかし、この#12ブラックのフェザージグを、試しに使ってみたところ、

イワナもヤマメも良く釣れたのです。特に大岩の根元をていねいに流すと、

次々とイワナが釣れました。

(この「大岩の根元をていねいに流す」というのは、

フェザージグだからこそできる釣り方です)

 

ではどのように釣ればよいのでしょうか。

アプローチ→キャスト→流し方の過程を説明していきます。

続きます。