久しぶりに書く記事が、おどろおどろしいタイトルで恐縮です。

大森亮尚さんが書かれた『日本の怨霊』という本(平凡社/2007年)があります。

井上内親王、早良親王、藤原広嗣など、歴史の表舞台から外れて亡くなった方々に

ついて書かれていますが、井上内親王と早良親王の話が大部分を占めています。

 

この本は、数年前に買いました。当時、この本を真夜中に読み、続きを空き時間に

読もうとバッグに入れて出かけた日の朝、転んで指を骨折してしまいました。

 

その後、WEB上で見た書評に、この本を図書館で借りてきた日の夜の夢で、

般若の顔がずっと浮かんでいたことが書かれていて、なんとなく怖くなり、この本は

奥の方にしまったきりになっていました。

 

数日前、しまいこんであったのをみつけて、夜、寝る前に読んでみました。すると、

読みながら眠くなり、こともあろうに、枕の下に本を置いて眠ってしまいました。

 

その晩、怖い夢を見ました。それも、最近よく見る追いかけられる夢ではなく、

霊界っぽいところに行く夢でしたが、何をしていたのか思い出せませんでした。

翌朝、寝覚めがよくなく、いつもより遅めに起きました。そのため、毎朝、一ポジション

2分半ずつやっているレイキの自己ヒーリングも、時間がなかったので、1分ずつに

短縮しました。そして、出かける直前に、右足の指を怪我してしまったのでした。

 

数年前に、足の指の上に重い物を落として、骨が欠ける怪我をしたことがあり、

見た目はそのときと同じような感じでした。でも、そのときの怪我に比べたら、かなり

軽傷で済んだようです。痛いけれど、何とか歩けたし、骨が欠けたり折れたりは

していなそうでした。

 

自己ヒーリングの時間を短縮したから怪我をしたのか、やりはしたから軽傷で

済んだのか。どちらでもないのか、よくわかりませんが、後者だと信じることにします。

 

それにしても、相変わらず不思議なパワーがある本で、ちょっと怖いとは思いました。

けれど、「きちんと読んでほしい」と言われているような気がしてならず、今度こそ、

ちゃんと読むことにしました。いろいろなことに、十分、気をつけようとは思いますが・・・。

 

この手の本は、きちんと読もうとすると、系図をメモしながら読み進めることになるので、

どうしても時間がかかります。

 

大森亮尚『日本の怨霊』②-見えない力