何度かヒプノセラピーを受けると、複数前世が出てきます。その中で、どの前世が最も
現世に影響を及ぼしてるのか、重たいのか、そして、現世の自分と照らし合わせたときに
しっくりきやすいのかなどが見えてくる場合があります。
私の場合は、3回も登場していることから、井上内親王が最も重たい前世なのだろうと
思いました。また、元夫や元姑との関係や、姉妹の関係性、現世での出来事などを
照らし合わせたときに、一番しっくりくる前世のような気がしました。
そのため、井上内親王の分け御霊の一人として、できる限り供養をしたいと思いました。
そして、井上内親王と、その背後にいる方が伝えてくれた「真実を明らかにしてほしい」
という想いに応えるために、できる範囲で調べて、書いてみたいと思ったことが、
このブログを書き始めた最初の動機でした。
調べるのは、少しずつやっており、文章にできる段階になったら書こうと思っていますが、
その段階には至っていません。そこで、まずは、これまで受けてきたヒプノセラピーの
ことを、残っているメモなどを元に、思い起こしながら書くところから始めました。
ヒプノセラピーには、井上内親王や奴奈川姫のような歴史上の人物も登場しましたが、
多くは、幼くして亡くなった農村の男の子や、孤児院の女の子、人柱になった男の子、
織物工場の女の子のような庶民の人々でした。
登場した人たちの生きざまや死にざまを思い起こして書いていく過程で、一人一人を
舞台に上げているような感覚を持ったこともありました。
井上内親王の再々登場を書いていたとき、突然、「鎮魂」という言葉が思い浮かびました。
鎮魂=レクイエムと思っていた私は、レクイエムねえ、なんかしっくりこないなあと
思いながら、WEB上の辞書で、「鎮魂」を引いてみました。
すると、「鎮魂」には、二つの語義がありました。今まで全然知りませんでした。
1.神道で、生き身の体から魂が抜け出さないように、体に落ち着かせる(=鎮)こと。
たましずめ。
2.死者の霊を慰めしずめること。
そして、鎮魂という言葉が思い浮かんだのと同じぐらいのタイミングで、マリア先生が
今年4月に書かれた『祈り』というブログが、突然開いて、「ダイレクトに神につながる
私自身に祈ってください。」という文字が目に飛び込んできました。
(リブログさせて頂きました)
ヒプノセラピーによって、前世の人々をひととき蘇らせ、その生きざまと死にざまに想いを
はせることは、前世の人々への供養になるように感じました。また、ヒプノセラピーを
通して出会った自分自身の魂に祈ることは、前世の人と、現世を生きる自分自身の、
鎮魂に繋がっていくのではないかとも感じました。
記事の最後になりましたが、ブログという舞台に登場した前世の人々の物語を
お読み下さったすべての方々に、深く感謝し、心より御礼申し上げます。