家を出てから1年以上経っても、私は夫と姑の生霊に悩まされ続けていました。夫以上に
姑の生霊が強烈で、毎日欠かさずに来ていました。
夫のモラハラも、後ろで姑が糸を引いていたようでした。そう考えた根拠は、時と場所を
違えて聞いた夫と姑の説教が、内容だけでなく、細かい文言まで一致していたことです。
説教の内容も、今思えば浮世離れしていましたが、内容だけ同じというなら、親子で同じ
考えだということにもなります。でも、細かい文言まで同じとなると、二人でその話をして、
いずれか一方が言ったことを、もう一方も言ったと考えるのがしっくりいきます。
それまでにもマリア先生から聞いていましたが、ヒプノでは、±0の法則になっており、
「やられた側」が出てきたら、次の前世では「やった側」が出てくるということでした。
姑は、織物工場の女の子のヒプノで、女中さんとして出てきました。この女中さんは、
「やられた側」なのか「やった側」なのかが、かなり微妙でした。肺病で死んだ前世の私との
関係では、恨んで病気にさせたのだとしたら「やった側」なのかもしれませんが、はたして
恨んだぐらいで「やった側」と言えるのかと考えると、甚だ疑問です。一方、家全体との
関係で見ると、女中さんは怒られて嫌な思いばかりしていたので、「やられた側」だったの
かもしれません。そんなことを考えていくうちに、姑との前世が気になってきました。
桜の季節に、ヒプノをかけてもらうことになりました。その日は、花見団子を持って行きたい
気分で、遠回りして三色の花見団子を買ってから向かいました。
ヒプノで花見団子を食べたい人が出るのかな? と考えながら、のんびり歩いていると、
どうも誰かがついてきている感じがします。しかも、私にとって、嬉しくない人のような
感じです。ですが、後ろを振り返って見てみても、誰もいませんでした。
おかしいなあ・・・。誰かいるはずなんだけど・・・。夫か姑に探偵でもつけられたかな?
志村けんのコントのように、いきなりサッと振り返ってみましたが、やはり誰もいません。
ここまでくると、私の方が不審者になりそうなので、ついてくる人のことは諦めました。
見えない世界の人かもしれないと思いながら、マリア先生のおうちに向かいました。
「先生、誰か一緒に来ました」と言うと、「あら、本当ねー。こんにちは」と背後の誰かにも
丁寧に挨拶するマリア先生。やっぱり・・・と思いましたが、それ以上は聞きませんでした。
このとき、マリア先生には、私の背後に、みずら(古代の男性貴族の髪型)の男性が
視えていたそうですが、この時点では、何も言わなかったということを後で知りました。
◎マリア先生のHPはこちら → ヒプノセラピールームマリア
ブログはこちら → ヒプノセラピストマリア 癒しの小道