良品買館事業譲受について | どSな飼い犬の日常 釣りと旨いもんと仕事

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学歴なし、資格なし、資産なしでも、とにかく目の前のことに一生懸命に行動すれば何者かになれるはず。
→高卒プータローから現在上場会社社長
PMA(Positive Mental Atittude)

こんにちは


7月17日

大きな意思決定をし、昨日無事に契約締結されました。

ドキドキするけどワクワクするぜ!


どSな飼い犬嶋本です。


昨日IR発表させていただきました株式会社ベストバイ様からの事業譲受について


ベストバイ様が運営する良品買館9店舗と中古工具専門店ツールマン1店舗並びに商品センターを譲受いたしました。






昨今M&Aや事業譲渡の話は非常に多く、毎週なんらかのお話をいただきます。


単に儲かる、売上規模が大きくなるというだけのM&Aはしないと以前から意思決定し、明文化したものを社内では共有しています。


買取王国がM&Aなどを行うのは

①既存顧客の利便性が上がるかどうか

②自社が持っていない機能があるかどうか

③価値観が合う社員さんがいるかどうか

が大前提です。


今回の良品買館の事業譲受は、

①買取王国が得意としない家電(特に白物家電)、家具、生活雑貨などの商品取り扱いに長けていること


②出張買取や海外輸出のためのバンディング機能を有していること


③買取王国の第二ドミナントエリアとしている関西に店舗が集中し特に大阪北部において知名度があること


④買取王国と同時期からリユースショップをはじめ、様々な場面で切磋琢磨しあった会社であること


などから意思決定いたしました。


私はベストバイの創業者である先代の故:福嶋進氏には大変お世話になりました。

いつも会えば話を興味深く聞いてくださり、一緒に中国に行ったり、色々と学ばせていただいた恩人でもあります。


関西のリユースショップといえば良品買館と言われていた時期もあり、近年の元気のなさは気になっていたこともありました。


もちろん個人的な感情だけで意思決定したわけでなく、前述の条件があった上でではありますが、お世話になった先代からバトンを引き継ぎこの事業の圧倒的なV字回復に取り組んでまいります。


新しい仲間が増え、新しい価値観や文化を取り入れていくということは、既存事業のメンバーにも刺激になりますし、成長戦略の大きな原動力にもなります。


歴史から学ぶなら、かつてマケドニア王国のアレキサンダー大王がペルシア帝国を吸収した時にペルシア帝国の文化を取り入れようとし過ぎて内部からの不信感を生んだように、気を使い過ぎて迎合するということがないようにせねばと経営者としては注意が必要だと思っています。


正しい価値観のもと、既存の文化と新しい文化の良いところをお互いに認め合って、力を合わせてより良い会社を創っていくことが大切だと肝に銘じます。


9月からは関西エリアに10店舗増え、現在開示している今後の出店計画を含めると直営71店舗となります。


社員数は180名強となり、パートナーさん(アルバイトスタッフ)は800名を超え、1000名の従業員の生活と幸せを一緒に実現させていきます。


まだまだ道半ば


9月からは新体制となり、さらなる顧客満足の追求でお客様からより多くの「また来るね」をいただけるよう従業員一同楽しみながら成長してまいります。


昨日行われた良品買館事業の社員への説明会


営業部長の福坂さんと3名の幹部を中心に走りながら考えて盛り上げてまいります。