これはすごい!中国のトイレ革命だそうです。 | 南海トラフ地震・津波よ、来るな!

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中国の〝恥部〟「世界一汚いトイレ」脱却に躍起!
本気度…「トイレ革命」展開中、
マナー違反者は「観光客ブラックリスト」に


こんな記事がでてました。

 

急激な経済成長を遂げる中国で、
なかなか進まないのが「世界で最も汚い」
とされるトイレの改善だ。


中国当局は、昨年初めに「トイレ革命」を展開する
と宣言し、観光地などで大規模なトイレの新設と
改修を進めている。


また、最近になり、観光地のトイレでのマナー違反者を
「観光客ブラックリスト」に載せて公表する、と発表した。


トイレ美化への本気度をアピールし、
“恥部”の克服を図ろうと躍起になっている。

・・・・・・これは凄いですね。
    いい意味で日本文明の影響でしょう。

本気度をアピール

 中国メディアが報じたところによると、
中国国家観光局が2月中旬、今年のトイレの
美化事業に125億元(約2250億円)以上を
投入することを明らかにした。



衛生面の評判が悪いトイレを改善するため、
観光地のトイレを中心に新設と改修を大規模に
進める計画という。

 一方で国家観光局は、観光地のトイレでマナー違反の
行為をした者を「観光客ブラックリスト」の対象にする
ことを検討していることも明らかにした。



国家観光局の幹部は「ブラックリスト入りした観光客は、
自分のマナー違反行為について責任を取らなければ
ならない」などとコメントしている。

 中国の公衆トイレでは、使用済みのペーパーを
流さずに放置したり、トイレの洗面台で体を洗ったり、
ひどいケースでは便器外の床に排泄したりとという
光景がよく見られてきた。



多くの公衆トイレは汚れが目立ち、ひどい悪臭が漂う。


トイレットペーパーを持ち帰るなどの行為も多い。


中国人が海外渡航先でこうした行為に及ぶケースも多く、
今回の国家観光局の方針も、中国国民のトイレマナー改善
が目的のようだ。

 国家観光局の李金早局長は、中国のトイレマナーについて
「トイレを使った後の始末について、わずか1分間の手間をも
惜しんでいる。


トイレのマナーは、中国ではまだまだ普及していないのが現状だ。


トイレ革命はトイレの建設・管理面だけに留まらない。
より重要なことは、
現在のトイレ文化を根本から変えていくことだ」と述べている。

「革命」は全国規模

 中国の「トイレ革命」は昨年スタートした。


国家観光局が昨年1月に「革命」を全国規模で
展開すると宣言。


3年間で、観光地の公衆トイレを中心に全国5万7千箇所
のトイレを新設・改修するとの計画を明らかにした。


悪臭がなく、清潔で管理の行き届いたトイレにすることを
目標にしており、農村部を中心に多く残るくみ取り式の
トイレを水洗式などの近代的なものにしたり、

下水管が詰まるとの理由で流せなかった使用済み
トイレットペーパーを流せるように改善したり、
また個室のドアがない「ニーハオトイレ」をなくしたり、
などを施す方針だ。

 この取り組みは、国家観光局が昨年12月に発表した
2015年の「中国観光業10大ニュース」にも登場した。


「習近平国家主席が中国全土の『トイレ革命』推進を
指示」と広報し、観光戦略の重点事業の一つに位置
づけていることをアピールしている。

 中国メディアによると、昨年末時点でのトイレの新築、
改造工事自体は計画通り順調に進んでいるとされる。


ただ、この計画が完了しても、中国全体の中ではまだ
ほんの一部で、都市部以外では資金不足や技術不足
などから厳しい状況があまり変わっていないのが実情という。


全体に行き渡るのには、まだかなりの時間がかかりそうだ。

昨年は5人をリストに

 一方、マナー違反者を載せるという「観光客ブラックリスト」は、
国家観光局が昨年12月に5人を載せて公表した。


うち1人は昨年9月、日本の札幌市内のコンビニで、
会計前にアイスクリームを食べ始めた妻が男性店員に
注意されたことに腹を立て、店員の顔を殴ってけがをさせ
北海道警に傷害容疑で現行犯逮捕された男。


また、10月にカンボジアから中国への帰国途中の
航空機内で、座席のリクライニングをめぐってトラブルになり、
機長の判断で機外に降ろされた四川省の男女3人、


さらに8月に中国国内の観光地で子供の入場料の支払いを
めぐってガイドにコップを投げつけてけがをさせた
湖南省の男がリストに載った。

 今回、トイレマナー違反者のリスト搭載検討が明らかに
なったことを受け、中国国内では「だれがどうやって監視するのか」
などと冷ややかな見方があるものの、当局の危機意識が
強まっていることは受け止められているようだ。

 昨年、重慶市に「五つ星クラスの公衆トイレ」がオープンした
のが話題になったり、日本を訪れる中国人旅行者が日本製の
温水洗浄便座を「爆買い」したりと、中国人のトイレに対する関心は
間違いなく高まっている。


マナーの改善はどれほど進むのだろうか。

・・・・・・・・・・・・・・以上が記事・・・・・・・・・・


いやはや、日本への爆買いからも、日本文明の素晴らしい点が
伝播していますね。



お互い観光し合う以上、清潔なトイレは、絶対条件です。

中国は、トイレから近代化が進んでいくようです。


まさに歓迎すべき傾向です。


日本文明への理解の先に、
反日歴史観が薄まって欲しいものです。

これは少し欲張りでしょうか?