「四国を五国に」の夢
こんなタイトルの提案が、朝刊の声の欄に
でてました。
実にユニークで、かつ実現性が不透明です。(笑)
しかし、こうした発想こそ、今必要だと思います。
提案の中身は何と、四国にある四県を五県にする
というのだそうだ。
つまり、高知県にもう一つ県を創ると云う。
面白い。先ずは聞いてみよう。
「地方を元気にするのは、合併ではなく
独立したコミュニテーが地域にたくさんあること
だと思う。
それぞれが独自性や、ライバル的な感情を持ち、
自分の町に誇りを持って、発展していく。」
こんな書き出しで始まっています。
しかし、人口減少の流れと行政コストの削減で
自治体の合併の流れは止めようがない。
しかし、彼の奇想天外な提案が続く。
「ここに、奇抜なプロジェクトを提案したい。
幡多県設立特別特区プロジェクト だ。」
幡多と云う地域は、高知県の西南部を言い
四万十市
宿毛市
土佐清水市
黒潮町
大月町
三原村
人口も86、903人(2015年10月1日)である。
幡多という地名は、平安時代以来、京都の公家
一条氏の荘園であった時からある。
応仁の乱を逃れて、一条氏が一族でこの地に
逃れてきて、この地域を治めたとされる。
以来、京都を偲んでの地名があちこちに付けられて
大文字の火祭り、不破八幡宮や、京都を模して造られた
碁盤の目の街並みなどが四万十市に残されている。
戦国時代に長宗我部氏に攻め滅ぼされたが、
一条氏の子孫は、今も京都に健在である。
彼の提案を聞いてみよう。
「地方創生を成功させるためには、
様々な積極的で実験的な場があった方が良い
と思う。
国家的実験場として、この最果ての地は
何処よりもふさわしいのではないか。」
なるほど、面白そう。
「先ずは、地元の結束、
そして国による特区の認定。
より資金や権限を得られるように、
特別特区にされるべきだろう。
県庁も定めなければならない。
そして、さまざまなプロジェクトが
試される。
成功例は他の地方でも試される。
人口は100万人以上を目指すプロジェクトだ。
幡多県は目標をめざし、
周りの県は負けてたまるかと必死になる。
四国は不吉な響きだ。
五国なら五穀豊穣につながるおめでたい気がする。
幡多郡だけで狭いなら、南予(愛媛県南部)を
巻き込んで、新しい県の設立を目指してはどうか。
未来は大いなる希望を持って紡ぎたい。
地方維新を幡多から起こそう。
幡多は昔、波多国だった。
正月に描いた私の夢。
高みを目指し、夢や目標を考えてみよう。
夢は時に人を苦しめるが、
生きる活力になる。」
大崎講信 35
どうですか、素晴らしい夢ではないですか。
人口86000人を100万人にしようという
壮大な計画です。
この青年、早速に電話で話を聞いてみた。
近々お会いすることになった。
このような青年が出てきたことで、
手応えを感じています。
安倍総理、このブログ見てくださいね。(笑)
菅官房長官
尾崎高知県知事
中村愛媛県知事
このお3方さんも、ご一見ください。
完