こんなニュースが出てました。
新嘗祭のことは、知ってはいましたが、毎年全国の農家が
交代で、新米を献上していたとは、知りませんでした。
新嘗祭の献上米 抜穂式
毎年11月に皇居で行われる「新嘗祭」に献上する米を
収穫する「抜穂式」が28日、四万十市で開かれました。
「新嘗祭」は、毎年11月23日に五穀豊穣などを祈って
皇居で行われる行事で、全国の各都道府県から米や
穀物が納められます。
高知県では、四万十市大用地区の伊勢脇精蔵さん
(62歳)が米の生産者に選ばれました。
28日は、ことし5月に田植えを行ったおよそ2アールの
水田で献上する米を収穫する「抜穂式」が行われ、
県の職員や地元の農協などからおよそ30人が参加しました。
はじめに、水田の近くに設けられた祭壇で神事が行われ、
宮司が祝詞を読み上げたあと、水田に向けてお祓いをしました。
続いて伊勢脇さんは昔ながらの稲刈り姿の女性などと
水田に入り、たわわに実った稲を鎌を使って丁寧に
刈り取っていました。
伊勢脇さんは、「ことしはとても質の良いお米ができたと
思うので、四万十市の自然などを感じながら味わって
もらいたい」と話していました。
この水田では、およそ120キロの米が収穫される見込みで、
そのなかでも最も質の高い1.4キロが選ばれ、
新嘗祭に献上されます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上が記事・・・・・・・・・
天皇家が、世界でも類例のない一系を継承していますが、
やはり、五穀豊穣を国民・農民と共に祈り、
国民・農民の栄(いやさか)を祈り続けてきた
伝統によるものでしょうね。
11月23日に新嘗祭が皇居で行われていますが、
その祭事に、多くの供物が全国から供される話は
あまりしりませんでしたね。
今年は、お米については、我が四万十市の農家が
選ばれたと云いますから、何とも誇らしく感じています。
完
