こんな奇妙な集落・町があった。
21世紀にあり得ない・・・と思いたいが・・。
絶対にキュウリを育ててはいけない町
風習受け継ぐ福井市網戸瀬町
福井新聞ONLINE 9月9日(水)18時41分配信
福井市網戸瀬(あどせ)町では、
キュウリ栽培がご法度だ。
地元にある八坂神社の祭神「スサノオノミコト」が
キュウリ嫌いという説から、いつしか厳禁になった。
同神社氏子総代の吉田武男代表(83)は
「毎年7月14日のキュウリ祭りの日は食べることも
禁じられている」
と話す。
福井県神社誌によると、雷鳴に驚いたスサノオノミコトが、
慌ててキュウリ棚に逃げ込んだところ、棚の柱が片方の
目に刺さって失明し、キュウリ嫌いになったという。
吉田代表によると、「露地栽培ならいいだろう」と育てた人
の馬が逃げ出して死んだという言い伝えも残る。
明治期建立の同神社は1948年の福井震災で倒壊し、
翌年再建された。
神殿の扉などには「●紋(かもん)」と呼ばれる神紋が
並ぶ。
福井市郷土歴史博物館によると、
「●」はキュウリの切り口を意味し、
この紋を神紋とする神社にはキュウリ
にまつわる逸話が多い。
自身も農家の吉田代表の畑ではショウガやシソなど
を栽培。
近くの中村喜代治さん(75)の菜園にも
キュウリの姿はなく、「小さいころに両親から聞き、
娘にも伝えた。
キュウリは娘の嫁ぎ先や親戚が分けてくれる」。
古くからの風習を受け継ぐ地元住民によって、
八坂神社は守られている。
※●は穴冠に「果」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上が記事・・・・・・・
いやはや、何とも面白い町があるんですね。
別に「キューリを造らない自由」もあるでしょうから
文句の言いようはないのです。
しかし、農家として、需要が有るはずのキューリ、
しかも、こんな作りやすい野菜を作ってはいけない
という理由がわかりませんね。(笑)
町民の皆さんが、納得されておられるなら、
まあ、ご自由にどうぞ・・ということでしょうか。
学校給食でも食していない?
なんてことはありませんよね?
面白い町もあるものですね。
完
