すごい!「イチローイング」が動詞であり名詞だと云う米国 | 南海トラフ地震・津波よ、来るな!

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名詞であり動詞、「イチローing」


全米の“共通語”の意味は?


 【大リーグ通信】

 41歳のシーズンもこれまでと変わらない「らしさ」を

見せ続けているマーリンズのイチロー。



地元フロリダ州マイアミ発の新語が全米に広がりつつある。



それは「ichiroing」。




 投手にとっては憎たらしいばかりのバット・コントロール

で打球を野手のいないところに運んで安打に。




当たり損ねでも俊足を飛ばして内野安打。





あるいはバッテリーの裏をかく二盗、三盗。





外野守備では背面キャッチやレーザービーム。




出場機会はそれほど多くないとはいえ、

イチローのサプライズなプレーは、マイアミの

メディア、ファンをうならせてきた。




 「マイアミ・ヘラルド紙」で数は少ないが、

イチローが活躍したときには「不思議な」「驚きの」

などという形容詞をつけて報じることが多くなっていた。





 現役最年長野手が繰り出す想像の上を行くプレーに、

マーリンズでは開幕直後に「年齢詐称疑惑」まで

持ち上がったという。




「41歳であんなアクロバティックなプレーなんか

できるはずがない」などと言われた。




 そんな中、地元放送局「FOXフロリダ」ではマーリンズ戦の

中継で、解説者が



「どんなプレーをナンバー51は次に見せてくれるのか。

彼のプレーを『ichiroing』と名付けたい」と発言。



一気にマイアミ中のマーリンズ・ファンの間に広まった。



 「ichiroing」という単語は、イチローが見せる

プレーそのものを指す名詞だけでなく、内野安打を

打つという動詞としても使われている。




 さらには昨季まで在籍したヤンキースとの試合で、

ニューヨークに遠征したとき、スタンドのファンから

盛んな拍手を受けた。



チームから去ったとはいえ、人気が衰えていないことを証明した。




「ichiroing」の新語が、時代の先端地でも通用し

つつあるという。



実は100%新語ではない。



もともとは連続してシーズン200安打を達成していた

マリナーズ時代に、巧打、レーザービームに代表

される堅守、果敢な走塁に対して、ファンが


ツイッターなどで

「ichiroing(イチローのような)」

という言葉を編み出した。




そのうちにメディアでも使い出し、シアトルでは“一般的”に

通用していた。



だが、全米に広がることはなく、シアトルから主が

いなくなるとともに“死語”同然になっていた。




 数年ぶりに復活したというか、解説者の一言で

全米で通用する単語の仲間入りを果たしつつある

「ichiroing」。




今後、さらなる意味、使い方が生まれる要素は十分にある。



 「sushi(寿司)」

「tempura(天ぷら)」

「geisha(芸者)」

「fujiyama(富士山)」


のように、英語になった日本語に

なる日も近いかもしれない。



・・・・・・・・・・・・・・・・・以上が記事・・・・・・・・・・・・・・・



何とも素晴らしい影響力ですね。


ここまで能力の高さを認めさせた選手は、

極めて少ないのではないでしょうか。



今日も3塁打を打ったイチロー。


アメリカは、野球が国技のような国ですが、

技術の高さを素直に認める点はさすがです。




本物を評価するのは国籍は関係ないですね。




同時に、イチロー選手を通じて、野球の中の

日本文化を認めてくれたことを意味するのでは

ないでしょうか。



オールスターの4日間は、出場しない選手は、

ひたすらリラックスに時間を使う中で、


イチロー選手のみが、球団の球場で練習に

明け暮れたという報道がされていた。



これを意外性のあるニュースとして報道していた

メディアに対して、イチロー選手ご本人は、


何故ニュースになるの?

後半の試合に備えるのは当たり前でしょう?」


と、言ってましたね。


この普段の努力こそが

故障や怪我の多い選手の多い中で、

怪我をしない身体を作っているのでしょう。



本物のプロ選手の正体が、彼らにも分かってきた

のでしょうね。



MLBの選手の在り方にも良い影響を生んでいます。


さすがイチロー、

頑張れ、イチロー