驚きのニュース | 南海トラフ地震・津波よ、来るな!

南海トラフ地震・津波よ、来るな!

南海トラフ地震と津波災害の予測がされている高知県から自分の身を守る、家族の身を守る、周囲の人を守る防災を考えていきます。
そして国際交流が多様化する中、文明と文明の出会い部分に注目して、日本人がどうすれば良いのか、について考えていきます。

このニュースには驚きでした。



避難者わずか858人 津波到達、2万6500人に勧告


★夜明けから間もない東日本大震災の被災地を不安と緊張が襲った。


福島県沖を震源とする地震で津波が発生した12日早朝、沿岸部には避難勧告が発令された。


岩手、宮城、福島3県で計2万6500人が対象となったものの、実際に逃げたのは自主避難を含めても858人にとどまった。



岩手県釜石市は沿岸部の5707世帯、1万1895人に避難勧告を出した。


避難所10カ所のうち住民が身を寄せたのは5カ所で、人数は33人だった。


 釜石小に避難したパート女性(63)は「揺れが小さく、避難するかどうか正直迷った」と話す。


地元町内会役員の三上紘司さん(71)は「震災から3年4カ月となり、危機感が薄れるのが心配」と表情を曇らせた。


 釜石市の赤崎剛危機管理監は

「震災で地盤が沈下している上、湾口防波堤や防潮堤も復旧していない。市民には特に逃げる意識を持ってもらいたい」と語った。



■588世帯1634人に避難勧告した宮城県東松島市。

避難所となった大曲小を訪れたのは無職男性(68)だけだった。


男性は「がっかり。津波はいち早く逃げることが大事なのに」と肩を落とした。



■宮城県山元町花釜行政区の岩佐年明区長(68)は地元の3軒を巡回したが、住民は出てこなかったという。


「早朝なのでノックするのをためらった」と話した。
 必需品を携行するなど、普段の備えをうかがわせる住民も。


ただ早朝の慌ただしい避難となったこともあって、一様に疲れた顔を見せた。

■石巻市の渡波公民館を訪れた一二三(ひふみ)広行さん(56)は、常備薬1週間分を持参した。


「取りあえず必要な物を持ってきた。もう津波で逃げるのはこりごり」と語った。


■ 気仙沼市の仮設住宅に暮らす主婦小野寺栄子さん(82)は「血圧の薬を持って外に出た。



どんな高さの津波が来るか分からないので、おっかないよ」と不安そうだった。



東日本の震災地域ですらこれが現実なのですね。


南海トラフ地震・津波の想定地域では、全く体験がないのです。


人間の意識こそが実は一番の難敵なのかもしれませんね。


この報道は、私たちにとっても深刻に感じています。