土佐くろしお鉄道は2つのローカル線で営業している。
・窪川~中村~宿毛線・・・・66.6km
・後免~奈半利線・・・・・・・・42.7km
いずれの線も津波の被害想定内地域を走る距離が長い。
〇窪川~中村~宿毛線は黒潮町内が津波の被害想定地域にあたる。
〇後免~奈半利線は8割が海岸を走っているので、津波の影響がかなりある。
今回の地震津波を想定した乗客避難訓練は、中村駅の構内で行われた。
訓練は中村警察署、四万十消防署など総勢60名が参加
「乗客20名の上り列車3両編成が、西大方~古津賀間を走行中に地震が発生、土砂崩れで先頭車両が脱線し、エンジン付近から出火した」
という想定で行われたという。
1998年に土佐くろしお鉄道は、黒潮町西大方駅で起きた列車衝突事故を機に、毎年避難訓練を行っていると云います。
勝手な憶測だが、この土佐くろしお鉄道は海岸線を走っている距離が長い分だけ、津波に遭う可能性も高いと思われるので、津波を想定した訓練もいずれ行われてしかるべきだと思う次第です。
完



