だからこのブログの種には困らない。
今日は国の防災計画のお話らしい。
昨年末に「南海トラフ地震対策特別措置法」が決まったという。
その法律に基づいて、決まったのが今回の「防災対策基本計画」らしい。

簡単に言うと津波対策の地域が指定され、減殺の目標数値が決められたと云うことらしい。
■指定された津波対策地域
何とも広範囲ではないか!
但し、指定地域全域に津浪対策の予算が付いてくる形ではないらしい。

■具体的に示された減殺目標

実に分かりやすい。
この目標を受けて、各自治体が具体的に対応を決めることになる。
しかし、東日本大震災の犠牲者は2万人弱。
南海トラフ地震の想定死者数は33.2万人だから、如何に南海トラフ地震による震災が巨大であるか、改めて背筋が寒くなってくる。
震災発生が10年待ってくれれば、この目標数値が実現するかもしれない。
いや必ず実現させなければならないと考えるべきでしょうね。
兎に角膨大な財政資金が必要な訳で、このような数値目標を持って取り組むということは従来にはなかったのではないか。
こうした政府の取り組み方も東日本大震災の教訓が生かされているのだとしみじみ感じます。
完
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