津波救命艇について補足 | 南海トラフ地震・津波よ、来るな!

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南海トラフ地震と津波災害の予測がされている高知県から自分の身を守る、家族の身を守る、周囲の人を守る防災を考えていきます。
そして国際交流が多様化する中、文明と文明の出会い部分に注目して、日本人がどうすれば良いのか、について考えていきます。

津波救命艇について補足します。


この救命艇の開発を企画したのは国交省四国運輸局だそうです。


もちろん幾つかのメーカーが名乗りをあげて試作中とのこと。


その一社、IHI社が開発したタイプの1号機を旭食品が購入し、高知市に寄贈する予定とか。







特徴


高台やビルなどの避難場所が近くにない地域や急いで避難することが難しい幼児や高齢者らの利用が可能。


定員は25人


津波に流され、時速36キロでビルやがれきに衝突しても耐えられる性能を備え、転覆しても回転して元の状態に戻ることができる。


・エンジンはないが衛星利用測位システム(GPS)で位置を把握することができるという。


・イスやトイレもあり、居住性に配慮している。

・価格は1隻900万円、これに装備品は別価格とのこと。




・今後3年で400台の受注を見込んでいるそうです。




25名の生命が救われるなら900万円は安いかもしれませんね。





東日本大震災では保育園が被災して、子供を失った保護者が保育園に対して安全責任を問う裁判が起こされています。



今後保育園は保険として、この救命艇を常備するようになるかもしれませんね。