私は、この本から多くのことを学びました。あまりに多くのことを学びすぎて、まとめるのに正直苦労してます。
この本のテーマの中心は「自尊心を高めること」でした。
自尊心とは「簡単にいうとそれは自分のことを好きになり、他人と同じように自分も素晴らしい人生を創造するに値する人間だと信じる気持ち」のことです。
この本の中から心に残ったなと思ったフレーズを紹介し、そして感想を述べていく方法をとろうと思います。読むことを思うと苦痛な面もあると思いますが、これは私の読書記録でもあるので、ぜひ書き残しておきたいのです。
ただ、いっぺんに語るにはあまりに多くのことが私の心に響いたため、長くなりすぎます。なので、何記事かに分けて書こうと思います。よろしくお願いします。
この本は1〜50の項目を設けてその項目について説明をするという方法をとっています。
その印象に残った項目と印象に残ったフレーズ、そして特に書きたいところだけ感想を書いていこうと思います。
文献『うまくいっている人の考え方』ジェリー・ミンチントン 弓場隆=訳
1️⃣はこちら💁♀️
🎀26.間違ったことをしても自分を責めない
⭐️間違いを避けたからといっていい人間でないのと同様、間違いを犯しても悪い人間ではない。
♡自分の価値観で間違ったことをしたからと言って罪悪感に苛まれることはよくある。間違いを犯した時は何日も何日も後悔し、やり直せないかと悩み続ける。この言葉もしっくり来るかというとまだよくわからない。でも、ここがわからないと言うことを記録しておくことにする。
🎀28.まず、自分を褒める
⭐️他人から高く評価される必要はない。自分を高く評価するのは自分だけで十分だ。このことが理解できれば、他人に評価されようとして気をつかう必要はもうなくなる。
♡私は今障害者で、職がないから、これが通用するけど・・・これが通用する世の中になったらいいなと思った。
🎀30.批判は余裕を持って受け入れる
⭐️自分のことがあまり好きでない人は、他人から批判されると自分の人格が否定されたと感じ、人間としての価値まで否定されたように思ってしまうのである。
♡まさにこれを少し前に体験した。人として価値がない悪人として評価されたように感じ動揺し、反発してしまった。でもその人はきっと私自身を否定したんじゃなくて、私がしたことを批判したんだと思う。一旦、冷静になるべきだったな・・・。
🎀31.自分で考え、自分で決める
⭐️もちろん、他人のアドバイスに耳を傾けることは大切である。(中略)あなたのとった行動の結果は最終的にあなた自身の人生に帰ってくることを忘れてはいけない。(中略)いつも他人の判断ばかりに頼らずに、自分で間違いを犯しながら何かを学びとるほうがいい。
♡他人のアドバイスを聞きがちな私はちょっと耳がいたい言葉。人生の決定的なところを親に決めてもらって自分では何にも考えてこなかった結果こうなったのかもしれないと、時々自分を責めることがある。でももう変えられないから後悔したって仕方ない。これからは自分の決定に自身で責任を持って人生を生きていこうと思う。もちろん今までやったことがないから間違いだらけだけどね。
🎀33.他人を変えようとしない
⭐️たいていの場合、他人を自分の思いどおりに変えようとして時間を浪費するよりも、自分の態度を変えたほうが、てっとり早くて現実的、しかも長続きするということだ。
よほど深刻な問題でない限り、自分の身の回りで発生する問題は、自分の態度を変えるだけで解決する。
♡これは私が前から意識していること。たとえすけたであっても変えようとすることは最低限に抑えている。自分の意識が変われば、案外順応できるものだし、その状況を楽しめるようになる。見方、意識、態度。自分が変えることができるものは躊躇なしに変わっていこうと思っている。
🎀35.自分でできることは自分でする
⭐️(前略)必要なことを自分でする精神を養うことである。いったん新しい技能を身につければ、いざというとき他人を頼らなくても自分でできるから「だれも助けてくれない」という被害者意識を持たずにすむ。 実際に技能をみにつけると「自分だってやればできるんだ」という気持ちになる。そして、同じくらい大切なのは、自分の人生は自分で切り開けるという自信につながることだ。
♡これは耳の痛い言葉。私は自分自身でできることを人に頼ってしまっている。たとえば遠いところに行くのに電車やバスを使わず、すけたやまさんの車で行ってしまう。もちろん運転はすけたやまさんだ(私は運転許可ももらってない)。その方が楽ちんでお互い寂しい思いをせずに済む。けれど、どんどん自分の力を削ってることになるのかもしれない。
🎀37.自分を最優先する
⭐️自分が必要としているのは、他人が必要としているものと同じように重要だ。
♡他人が良ければ自分はどうでもいいというのは間違った考えということだろう。自分が自分を最優先にしなかったら誰がするのか。と思う一方、私は私の人生の主人公を自分にできていないところもある。どこかで遠慮してるというか、優先すべきと思っているのか。
🎀40.自分のミスは全て許す
⭐️「理解することは許すこと」 これは名言だ。自分がなぜミスを犯したかが本当に理解できれば、もう自分を責める必要はない。あなたはその時点での知識に基づいて、できるかぎり最善の決断をしてきた。それが理解できれば十分だ。
♡私は夜寝る前、よく自分のことを責める。そして変えることのできないことについてぐずぐず悩む。自分だけじゃない。他人も責める。そんな無駄なことをして寝れなくなる。冷静じゃなかったこと、未熟だったこと、そんなことを真に理解していないのかもしれない。
🎀42.他人に対する悪い感情はさらりと忘れる
⭐️衝突したことのある相手に対しては、やむをえない場合は別として、無理に友好的な態度を取る必要はない。しかし、忘れず許さずという態度を貫いていると、あなたは強さと柔軟性を失い、無力感にさいなまれ、自分で人生を積極的に切り開くどころか被害者意識に取り憑かれることになってしまう。
♡私は無理に友好的になってしまうタイプ。相手にされなくなって初めて「この人にこんなエネルギーを使わなかったら良かった」と思う。恨むこともしないけど、無理して付き合うこともない。今はただ、「その人次第」と、構える上手い態度を身につけることができるようになった。でも距離を取ることも苦手。ちょっとずつ練習してうまく付き合っていかなきゃ。
🎀44.自分の思いどおりに生きる
⭐️他人にとって何がいちばんいいかを当の本人よりよく知っていると信じ込んでいる人がいる。こういう人は自分の方が頭がよく道徳的で、自分の価値観が他人の価値観より優れていると確信している。
♡過去の私はそうだったなって思う。悪気はこれっぽっちもなかったが、その人の価値観を尊重してなかった。必死で自分の価値観で判断したことをアドバイスし、それに反したら、呆れたり苛立ったり。とんでもない傲慢な人間だったと思う。当時の友達で今も友達でいてくれている友人に感謝している。これからは人の人生や決断を自分の価値観で断罪したりはもちろん、「自分の思い通りに生きる」権利を侵害しないようにしようと思った。
🎀48.自分の人生に起こることすべてに責任をとる
⭐️物事が自分の思いどおりにいかないとき、それを運命や神様、あるいは他人の責任にしてはいけない。自分の身にふりかかる出来事のほとんどは、自分のとった行動、または行動しなかったことに原因があるのだ。(中略)これは自分がかなりの責任を負うことになるからたいへんなことのように思えるかもしれない。しかし、いったんこの事実を受け入れれば、今まで想像していた以上に自分の人生を自由に自分で創造できることに気づくはずだ。
♡これは重くて難しい文章だ。自分自身に全て責任があると思うと心が重く沈む出来事はある。今までの人生について、このことを思うととても辛くなる。しかし、これまでの人生の責任について思うと辛いがこれからの人生は変えられる。ここできっと大事なことは「自分のことを責めないこと」だ。大事なのは常に今であり、過去ではない。難しいが現在に目を向けて「今できる最善のこと」を意識して、最善のことをした、と自分を認めて後悔しない。これをこの本は伝えたいのではないだろうか。
🎀49.他人の反応を気にしない
⭐️もし自分の言動に他人が気を悪くする力があるなら、周囲の人全員が気を悪くしなければならないはずだが、そんなことにはならない。 意図的に他人を怒らせたり、不愉快な思いをさせたりするのでない限り、その人の反応に責任を負う義務はない。自分の感情に責任を負うだけで十分大変なことなのだから、他人の感情に対してまで不要な重荷を背負う必要はない。
♡私の発信は時々他人を不快にさせることがあるようだ。だが、自分の言動は自分に返ってくる。その他人がどう思って、どう反応したかには責任はいちいちとってられないが、その言動をすることが、自身にとって責任の取れることなのか、そこはキチンと見極めたいところ。私は時々いらないことを言う。少し考えて発信しなければいけない。自分がその場を盛り上げないといけない訳でも絆を自分が深める必要があるわけでもない。ちゃんと考えなきゃ。
💛💛💛
これが、文献『うまくいっている人の考え方』(ジェリー・ミンチントン 弓場隆=訳) を読み、心に残った項目、フレーズ、そして私の感想です。いやあ、長くなりました。後半になればなるほど熱くなりました。冒頭に書いたようにこの本からは多くのことを学びました。この項目やフレーズの中には納得のいかないこともあれば、難しいこともありましたが、時には私を救ってくれるフレーズもありました。
この本から学んだことは、一つ一つの決断の大切さ、行動の大切さ、自分の人生には責任を取らないといけない、それでいて、自分を責めないことです。それは矛盾するようで、よく掘り進めてみるとなんか矛盾しないなって私は思いました。うまくいかないこともある。それは自分のせいだけど、その時した最善の策だから仕方ないよね。ってことではないでしょうか。過去は振り返って後悔しがちな私ですが、後悔することそれ自体が最善の策?と自分に問いなおしてみようと思います。
長くなりました。もし最後まで読んでくださった方がいらっしゃたら、それは、ちぇる賞をあげます。拍手も送ります。よく読んでくれました。ありがとうございます!😊この投稿4月からあっためていたのですが、やっと皆さんにお送りすることができて嬉しいです。
これは私の読書記録ですが、もし、誰かが、この中の私の言葉を理解して、それで、なんか感じることがあってくれたらそれは願ってもないことです。さあ!この辺で失礼します👋
ありがとうございました‼️‼️