こんにちは 角舎です

今年は桜🌸が咲いたかと思ったらあっという間に散ってしまったところもありますね雨

なかなか花見も楽しみなかったかなあ・・

 

先週の金曜日、広島の吉田総合病院への外勤の途中、掛合町(島根の山間部の長閑な町です)を通ったのですが、ちょうど桜が見頃でした。

桜の中でも見事な花をつけるのはソメイヨシノで、山の中に点々と咲いているのは山桜ですね

ソメイヨシノは以前も話しましたが、接木をしないと増えないんですよね

自然に増えないので、人の手間がかかります

田舎の家ではよく家のそばに桜が咲いていますが、この写真のような見事な桜は人が植えたものです
山間をドライブしていると、この時期だけ桜が咲いているところ(植えてあるところ)がはっきりと分かります
「あんなとこにも植えてあるのか」
「お墓の側にも植えてあるなあ。亡くなった人を見守ってるみたい」
 
この写真のように、家のそばの守り神のように植えられている桜
もう、数十年は経っているでしょうね
ひょっとしたら昭和の初めくらいなのかも
誰が植えたのでしょう?
その時はどんな気持ちで?
そう考えると空想が広がります照れ照れ
 
もしかしたら、これから戦争に出る人が無事に帰ってくることを祈って植えたのだろうか?
子供が生まれた記念に植えたのかなあ?
将来、子孫が家からでも花見ができるよう、おじいちゃん、おばあちゃんが植えたのだろうか?
 
ソメイヨシノは自力で生え拡がることがないだけに、そこに植えてあることには植えた人の何かしら意味があるのでしょう
普段は隠れたそういう昔の人の気持ちに思いを馳せることができるのは、この時期だけですね
名前も顔も知らない沢山の昔の人の気持ちに触れたような気がしたロングドライブでした