師範コース、専攻Ⅰの第3・4回目のお題は、
「九成宮醴泉銘」
虞世南「孔子廟堂碑」、楮遂良「雁塔聖教序」とともに、
唐時代の楷書の代表作といわれている作品。
九成宮とは、唐の太宗皇帝が、
隋の仁寿宮を修理して造営した離宮のこと。
ある時、太宗皇帝が避暑で、九成宮を訪れた際に
醴泉(甘みのある泉)が湧き出たので、
瑞兆の記念に建碑した碑が、この九成宮醴泉銘だそう。
文は魏徴による。
遊びにいって、
たまたま甘い泉がでてくるのか。
そして甘い泉がでてきたからって、
石碑を建てるって。
なんだかすごい![]()
この時代は、ちょっとめでたいことがあると
石碑を建てていたのでしょうか。
今度ちょっと調べてみよう。
九成宮醴泉銘は、「楷書の極則」とも言われるほどで、
ぴんと張り詰めた緊張感をもって
最初から最後まで書かれていて、
みているだけで、スッとした気持ちになる。
見ていて気持ちいい。
心地よい風がすーっと吹いてくる![]()
そして自然と背筋がのびてきちゃうような書。
書の初心者はこちらを学ぶといいそうです。
何十年学びつづけても到底追いつけないみたいだけど。
1108字から成る作品のようですが、
先生には、まず大きめの文字で全臨し、
その後、小さめの文字で全臨するといいといわれました。
私はどんな書もどうしても丸みがおびてしまい、
全体的にやわらかいイメージになってしまう。
九成宮醴泉銘のような凛とした雰囲気を
どうしてもだせないので、全臨を進めていくことで、
身につけられたらいいな。
※左の2つ:私が書いたもの
真ん中:テキストにあった臨書例
右:九成宮醴泉銘の拓本




