↑からの続きです。
花蓮太平洋従谷マラソンは12月7日(土)に行われました。
前日に花蓮市公所の方が派遣団一行の受付をして下さいました。
今回私はフルマラソン(全馬)での出場となります。
ゼッケン・計測チップ・ランニングシャツ・タオル・公式プログラム・そして大型バッグを受領しました。
この大型バッグが優れ物で中が防水加工されているだけでなく、

小さなナンバーカードをバッグの透明ポケットに入れて、所定の場所でそのまま荷物を預ける事が出来ます。
私はランリュックを背負ったので預け荷物では使わず、ランドリーバッグとして使い重宝しました。
花蓮マラソンはスタート時間が早くて、6時半にフルが、6時50分(予定)にハーフがスタートします。
6時50分(予定)とあるのは、前回ハーフに出場した際に2分程早くスタートしたからです。
早いスタート時間に合わせて私は3時に起床し、ストレッチ後に周辺を1㎞程ウォーキングしました。

テントから猛々とした煙と炎







ブタさんの丸焼きを作っています🐖


この写真は前回頂いたもので、こんな感じで丸焼きを作っています


スタート&ゴールのゲートは前回と位置が少し変わりました(ゴールが少し遠くなった
)


ウォーキング後はシャワーを浴びて4時半頃に朝食。
ホテルの朝食は時間が早すぎて食べられないので、ホテルがサンドウィッチ等を準備してくれました

台湾のホテルは親切です。

あと日本では高級品な本場台湾バナナと、前日花蓮駅前で買った大福も美味しく頂きました

5時半過ぎにはホテルのロビーに全員集合。

今回の派遣には沖縄のマラソン界で超有名な「あわもり君」が参加しています。
お天気は曇り


6時前にはホテルから2~3分の所にある美崙田径場(メイルン陸上競技場 田径場=陸上競技場)へ。

フルマラソン(全馬)のスタートは6時半でしたが、ハーフマラソン(半馬)は昨年よりも更に早く6時45分にスタートしたそうです(本来は6時50分スタート)
ハーフ出場のメンバーには懇親会等で「信じられないかもしれないけど予定よりも早めのスタートになる可能性があるから気をつけてね」と伝えていましたが、ズバリそのとおりになりました。
このハーフの早めスタートの理由なんですが、2㎞地点手前でフルとハーフのコースが分かれるポイントがあり、
フルの選手全員が通過後にコースの切り替え作業をして、コース切り替えが終わった時点でハーフをスタートさせるものと思います。
フルとハーフは序盤の2㎞地点~4㎞地点までコースは違いますが、4㎞以降はハーフの折り返し地点まで同じコースを走ります。
ハーフ折り返しまでやエイドの状況等は昨年の記事をご覧下さい。
エイドやトイレは2~3㎞毎と豊富にあって、心配は全然ありませんでした。

↑この折り返し地点での写真は昨年ハーフで出場した時のものです。
ハーフ(半馬)は左にターンして折り返しますが、フル(全馬)は右手の道路に出て左に曲がります。
今回の花蓮マラソンでも私は脚腰が痛くて痛くて、何度も何度もストレッチを繰り返して走っていました。
ハーフの折り返し地点を過ぎると「南濵路一段」という2車線道路に出るんですが、1車線は規制してランナーが走れるようにしています。

ちなみに台湾の車は右側通行となっています。
道路左の燃えるトーチの炎の様な看板は「台湾中油」というガソリンスタンドの看板です。

ガソリンスタンドから400m程進むと交差点があり、左に曲がって「花東海岸公路」という道路に入ります。
この長い橋は花蓮大橋と言い、橋を渡ると左にカーブしながらの上り坂となります。

花蓮大橋から高低差25m程の坂を上りきり(標高40m程の花蓮マラソン最高地点)
右にカーブしながら坂道を下ると眺めの良い海岸道路となります。

20㎞地点なんですが、この時点でアプリとの距離差が2㎞以上あって「???」となっていました。
後で他のメンバーにも聞いたんですが、やはり距離差はあったとの事。
「もしかして45㎞くらい走らされるの?
」と思いましたが、ゴール地点でのアプリ表示はちゃんと42㎞+αでした。

どこで誤差が修正されたのか不思議です。
折り返し地点での写真は残念ながら撮り忘れました。
折り返しまでは強い追い風だったんですが、折り返し後は当然強い向かい風となり、同じコースを帰ります。
この強い向かい風の中「あわもり君」が力走していたら、背後に5~6人付いてきて風除けに利用されていたそうです

そしてゴール後に何人かの台湾人ランナーから「アリガトウ」と握手されたそうです


強い北風の影響で海は大荒れでした。
私は元々速いランナーじゃないしゆっくりしか走れないけど上り坂はトレーニングのお陰かそれほど苦にはしません。
今回の様な強い向かい風も苦にはならず楽しみながら走れましたドМではない


砕けた波が強風で巻き上げられ白く煙っています。
息をするだけで塩分補給してそうでした

終始お天気は曇りで雨に降られる事はありませんでした。
脚腰の痛みには苦しみましたが脚が攣る事ななく無事にゴールしました。

ネットタイムは5時間29分42秒60。
花蓮マラソンは秒以下のタイムも成績証明書に記録されます。

コースはこんな感じです。
ゴール後は競技場内の出店を覘きました。

左は台湾のワラーチ(ランニングサンダル)に群がるメンバー、そして右は前回のマラソン後にスポーツサングラスを購入した出店。

日本語を解せる花蓮市公所の方が「昨年ここでサングラス買った派遣団の人が今年も来たよ」みたいな事を言ってくれたら
お店の方がとても喜んでくれて「一緒に写真を撮ってくれ」と言われて記念撮影。
昨年買ったサングラスもちゃんと使っています。
花蓮マラソンでは計測チップを返却するとスポーツソックス2足を貰うか100台湾ドル(現在のレートで約358円)が返金されます。
前回はソックスを選んだので今回は100台湾ドルの返金を受けました。
あと前回はゴール後に温かいお弁当を頂いたんですが、

今回はパンの詰め合わせを頂きました。

花蓮のパンを美味しく頂きました

~最後に~
花蓮マラソンの完走メダルは13個繋げると一つの円になります。

~続きます~