こんにちは。
初夏が例年の如く訪ずれるのが早い気がいたします。
桜の花見の期間も短くツツジの花が咲くのと同時にアジサイ
が芽を出しております。
少し誇張いたしましたがこれだけ気候の変化が激しく移り変
れば生体にも何らかの影響が及びます。
例えば、身体が早すぎる夏を敏感に感じとれば「胸苦」「動悸」
「のぼせ」など体内に熱が生じる身熱症状が現れます。
そして、その熱が慢性化して病的なものに変化してしまうと下
半身が冷える「頻尿や浮腫、腰痛」などが生じてきます。
また、心化独亢と言いまして失眠、精神障害、イライラといった
症状が現れてきます。
これらは急速な季節の変化に身体がついて行けていない事を
意味します。
体内のホメオスタシスが「ん~」「あれ~」と迷い正常に働けて
いないのです。
ですから、早い季節の変化で狂わされている体内の異常を正
しい生活習慣の側から整えていく事が大切になってきます。
まず、熱を体内に停滞させない事が肝要です。
その為には適度な運動をして汗を出すことです。
時間を正確に決めて(30分~1時間)のウォーキングやランニン
グ、座位で手足を動かすだけでもかまいません。
適度に汗をかくのがポイントになります。
オーバーワークはいけません。
そして、もう1つ食事です。
偏食は避け季節に合った食材を摂っていくべきでしょう。
この時期なら体内の熱を冷ましてくれるトマトやキュウリ、ナスな
どの夏野菜を摂るのもいいでしょう。
また、天然のカツオやアジ、モズク、スルメイカなども夏に取れる
代表的な魚ですので身体に十分な栄養を与えてくれます。
適度な運動と身体にベストな食事を摂取していく事で体内の熱停
滞の予防、あるいはすでに身熱症状が現れている場合での体内
の熱の除去にも繋がります。
ただでさえ夏場は太陽の陽気が四季の中で一番多い時期です。
その分、他の季節より体内にも熱が多く集まります。
ですので適度な運動で汗を出し熱を放散して身体の負担を減らし
ていく事が健康に繋がっていくと思います。
1番いけないのが長時間、エアコンの効いている空間に居座り続
けて運動をしない事です。
エアコンによって身体が冷えまくる事により体内の熱の放散する
力が弱まります。
そうなると前述しました身熱などに罹る率がグンと上がってきます。
本日のテーマの主旨は各季節の変わり目に身体がついて行ける
健康体を運動と食事の面から作っていこうという事です。
おしまい。
島川はり灸院
http://www.shimakawa-harikyu.com/