こんばんは。
先々週の産経新聞の1面に鍼灸や漢方が今年の春にWHO(世界保健機関)から
「医学」の認定を受ける予定であると載っていました。
過去、100年以上も西洋医学に偏っていたため世界の医療のデータも西洋に偏っ
ていて東洋医学の医療データがほとんど採られていないらしく「情報格差」を埋める
ことが目的らしいです。
鍼灸家である私も鍼灸が「医学」であると認められることでこの先、医療全体がどう変化
していくのか非常に興味があります。
伝統医学である鍼灸は「しんきゅう」という名前はそこそこメジャーだと思います。
しかし、世間一般の人から見て鍼灸が西洋医学と同じくらいニーズがあるかと
いえばありません。
また、巷に多く見られる「マッサージ屋さんや整骨院」と比べてみても鍼灸はニーズ
の観点からみればまだまだマイナーであると私は思います。
鍼灸が「医学」と認知されるこの機会に鍼灸業界を含め世界の医療に新たな風が吹
きまくることを期待したいです。
同時に暴風にならないよう我々鍼灸業界の人間も様々な問題点の改善に真剣に取り
組んでいくべきだと思います。
島川はり灸院
http://www.shimakawa-harikyu.com/