息子の葬儀が無事に終わった後は、金融関係や会社関係の書類の処理が待っていました。


死亡の欄に、息子の名前を書かなければならない。この理不尽な状況を気合いだけで乗り切るしかありませんでした。


私の職場でも、弔慰金が下りるようで書類が回ってきました。親の場合は3万円、子どもの場合は5万円。金額が違うのです。

担当者が間違って3万円の書類を送って来ており、私も確認せずに記入して返しました。その後、書類の間違いに気がついた担当者が、再度書き直して提出して欲しいと言ってきましたが、「死亡の欄に自分の子どもの名前を書く辛さが貴方にわかりますか?二度と書けません。」と言いきりました。


カード類は、一番時間がかかりました。カード会社に、連絡してカードの解約はしたものの定期購入していたサービスについては、そのサービスを提供しているサイトに直接解約を行わないと、1,2ヶ月程度引き落とされる可能性もあると言われ、もう、あの子は居ないのに、引き落とされるなんて許せない。と躍起になって、IDパスワードもわからないのに、手探りでサイトに連絡して解約を行いました。


もう、何に関しても怒りしかわかない。そんな状況でした。今になってみると、あの怒りで辛い作業が乗り切れたのかな。と思いますが、各サイトの担当者さん。失礼があったかもしれません。申し訳ありませんでした。そして、お世話になりました。