警察で私が最後に質問した事


あの子は最期、苦しんだで

しょうか。


いえ。頚椎損傷なので

短かったと思います。

足からだったら、

苦しいでしょうけれど。


考えないようにしてるのに

記憶に蓋をしてるはずなのに

なぜ思い出してしまうので

しょう。


可哀想に。

痛かったやろう。

一人ぼっちで。

ごめんな。ごめんな。

ぐるぐる同じことを考える

私に息子は語りかけて

くれます。


そんなでもないで。

おかんが思うほどの事もないんや。

それにさ、もうその時の事は

忘れたわ。

おかんもそんなに、思わんといて。

俺は楽しい思い出をたくさん

抱えてこの場所におるん。

その思い出はおかんと一緒やん。

共通の思い出を持っとるんやで。

やで、ずーっと一緒っちゅう

こっちゃ。


ああ、また救けてもらったなぁ。

息子よありがとう。


落ちてしまっても逆戻りじゃない

ゆらぎ、なんだってブログで

教えていただいた。


ブログで思いを綴ったり

お花を買ってきて生けたり

刺繍をしたり。

色んな事で気持を誤魔化せる

ようになってきたよ。


大切な人からいただいた

モイストポプリ。

これも今の私を助けてくれる。

息子よ、此方の世界も愛が

溢れてるよ。